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カテゴリ:幼稚園のこと
ここ数日、お母さんと別れるのが悲しいEくん。
別れるときには「もう一回だけ抱っこ。もう一回だけあくしゅ。」 と何回も何回も「もう一回だけ」(^^;) お母さんがまた、「もう一回」と言われると、帰りかけては戻ってくる。 あの~、そういうのって、子どもにとっては、いつまでも踏ん切りがつかないんだけどなあ。「もう一回だけ」と言ったらその発言に責任も持ってほしいしね。 いるならいる、帰るなら帰る、とはっきりしてほしい。 お母さんのつらい気持ちもよくわかるけれど…。 しかし、ついに帰ったお母さん。 「お母さ~ん」と泣くEくんを抱っこして、ジャングルジムのところへ。Mくんが上の方まで登っている。 「わあ~、Mくん、そんなところまで登れるようになったんだあ。すごいね。」 と声をかけると、Eくんの「負けじ魂」に火がついた。 「ぼくだってできるっ!」と叫んで私の手をふりほどき、ジャングルジムをひょいひょい登っていく。これはEくんの大得意ジャンルだもんね。 ジャングルジムを登ったと思うと、つながっている雲底の上を四つんばいで這って全部クリア。さらに上に上がって登り棒をするすると降りてきた。 「ほらっ!先生!」 「すごいね~。Eくん、全部できるんだよね~。」 Eくん、泣いていたことも忘れて、今度はブランコの方に走っていった。 こんな姿を見ていると、「お母さ~ん!」と泣かれるのもまた幸せな時期なんだろうなあ、と思う。当のお母さんにとっては、つらい時期なのかもしれないけど、子どもはどんどん、どんどん、離れていく。 ずっとくっついていた我が子と離れる時期って、嬉しいような悲しいような、切なくて甘くて幸せな感じ。 過ぎてしまった私にはそう思える。年を取っちゃったのかなあ…(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.15 07:37:17
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