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テーマ:幼稚園の行事(331)
カテゴリ:幼稚園のこと
今日は、「クッキー作り」という行事の日で、年中・年長組は朝からエプロンをつけ、型抜きクッキーに挑戦していた。一人一人、割りあての生地を伸ばしては型で抜いていく。
平行してオーブンで焼くので(用務員さんとフリーの先生はオーブンにつきっきり)、一日中幼稚園はクッキーの香りが充満していた。 年少組はクッキー作りには参加しない(明日のクッキーパーティで食べる)のだけど、隣の部屋で型抜きをしているのがうらやましくてたまらない。 邪魔をしたりほこりを立てたりしてはいけないので、「見るのはここから」と言われたところで人垣を作って、ギャラリー状態。香ばしいにおいは漂ってくるし、もはや遊びも手につかず、1時間くらい眺めていた子もいた(^^;) 「食べるのは明日」と言われているものの、「早く食べたい!」の大合唱。 すると、年長組の先生が、「たくさんできたから、焼けた分をちょっとだけあげようか」と言ってくれた。年少組、もう舞い上がって、万歳三唱!! もらえたのは、小さなサイズのクッキー一個。 指先ほどのクッキーを大事に大事に持って、「おいしいね~」と友達と顔を見合わせて感動しながら、食べるクッキーのおいしいこと。 この飽食の時代に、家では小さなクッキー一個でとうてい満足するような子どもたちでもあるまいに、この感動ぶりといったら。 食べ物というのは、こうでなければ...作る人、作る過程、食べる人、すべてがつながっていてこそのものなのだなあと、しみじみ感じさせられた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.08 08:05:31
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