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カテゴリ:幼稚園のこと
「ロケット」の絵を描いた。私がロケットの形に切り抜いておいた色画用紙に、3歳児ちゃんたちが思い思いに好きな模様を描いていく。
窓を描いて自分の顔をのぞかせる子あり、宇宙飛行士が運転しているところを描く子あり、カラフルに塗ってきれいなロケットにする子あり...で、みんな個性的に楽しんで描いた。できあがると、「ぴゅ~ん!」「はっしゃ~!」と走り回って喜んでいる。 運転手や窓を描くのは男の子が多く、女の子は模様描き派。水玉模様を描いたり、虹を描いたり、ファンタジック。 「お星さまで~す。雨が降ってきました~。いろんな色の雨で~す。」 隣り合った2~3人でおしゃべりしながら楽しそう。 「ホットケーキ、いちごのホットケーキ~。これはバナナで~す。」 「夜になりました~。真っ暗で~す。夜~。」 夜?あっやばい! 他の子を見ている間に、A子ちゃんはきれいだったロケットを真っ黒に塗りたくってしまった! 「...よ、夜になったのね...。」 「うん、夜だよ~!」 A子ちゃんはうれしそうだけど、このロケットを紙袋に貼って「作品袋」(1年間の絵画製作の作品を入れる袋)にしようと思っていた私は内心がっかり...(^^;) しょうがないよね。子どもたちは「作品」を作るよりも、描いたり作ったりする過程そのものが楽しいのだから。 結果的に真っ黒のロケットになってしまったけど、それには星がきらめき、雨が降り、虹が出て夜になるというドラマが描かれてあるのだ。 ...しかし、肉眼ではドラマが見えない。残念だ(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.14 07:30:45
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