カテゴリ:介護
母親に障害者手帳が交付されました。ようよう状況が落ち着いてきましたので、ブログ再開です。長期間、書き込み等していなかったので、実は、アクセスするのが非常に恐ろしかったです。毎日を神経質に過ごしてしまうと、周囲で耳にする日常の会話すべてが自分と関連づけて考えてしまうようになり、正にデス・スパイラルの状態で暗い日々が続きました。こうして書いていることも、ある意味、自らその種を蒔いているようなものですから、余計に怖かったのです。
母親は、毎日毎日を丁寧に過ごしています。症状が出ない時は、友達とお茶やランチに出かけたり、父親と小旅行に行っています。わたしは、それを「うんうん、いってらしゃい」とだけ言って、ただ送り出しています。 今、たとえ家の中にいても、いつ発作がでるかわからない。旅行中に発作がでるかもわからない。だけど、家の中に閉じこもっていて発作が出るのと、楽しく美しい景色を楽しんでいるときに発作が出るのと、どちらが母親にとって幸せなのかと考えます。 悔いのないよう、過ごしてもらえれば、わたしはそれでいいと思います。 だから、黙って見送っています。無事に帰ってきてくれれば、もう、それでいいです。わたしは、ただ一言つぶやければ…。 「おかえり、おかーさん」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[介護] カテゴリの最新記事
|
|