世の理
草木が芽吹き葉を繁らせ始めるころには虫たちが活動を始めます。餌や隠れ場が出来るからでしょう。そうすると鳥たちも活発に活動を始めます。もちろん虫たちと同じ理由ですね。そして番(つがい)になり営巣を始めます。 世の理(ことわり)というものが全てを動かしているのだなぁと感じる季節です。私達人の世の大騒ぎなど全く気にすることも無く自然のサイクルは回り始めているようです。 今朝の散歩で川縁を歩いていたらキビタキという野鳥が口に花を咥えて飛んでいきました。それを見てそういう世の理を感じた次第です。何もかもが生まれて生きて死んでいくそのプログラムに組み込まれているのですが、それを意識し時には抗おうとするのは「人」という生き物だけなのだろうなぁと思います。