本日の「世界の車窓から」で流れていた曲でございます。
ロック界のスーパースター、ロッド・スチュアートが、オーケストラと共に高らかに歌い上げます。
アメリカの良き時代の今や「スタンダード」といえるナンバーばかりを集めたこのアルバムは
大好評を博し、現在では第4弾までCDが出ています。
豊かな音のオーケストラをバックに従え、Jazzyで大人っぽく落ち着いた雰囲気に、心が
満たされてゆくのを感じます。
アメリカのこのジャンルの曲を生粋のイギリス人である彼が歌うのは、当初は意外だったの
ですが、どうしてどうして、聴いてみて納得!
彼でなければ出せない味、間合いが、スケールの大きなオーケストラとあいまって、それは
素晴らしい世界を作り上げています。
「世界の車窓から」では、以前も、彼のこのシリーズからの曲を使っていました。
その時見たヴァンクーヴァーの駅、そして今日のフライブルクの駅、どちらも行き交う人々の
素敵な笑顔と表情が、彼の歌声と共に強く心に残りました。
まさに、「成熟した大人の街」によく似合う、「成熟した大人の音楽」でございます。
フライブルクの駅では、きれいな女学生のお姉さん達が、はにかみながらカメラの前を通って
ゆきましたよ。
この曲は、なぜかこの「VOICES 2006 FIFA WORLD CUP」の
アルバムにも入っています。番組のオフィシャルサイトではこちらを紹介
していました。・・が、本家本元は、もうひとつ下のCD。