2麻呂つれづれ・・
我が家のフシギちゃん、2麻呂。 早いもので、この春休みが終わると6年生になります。 もともと「?」な行動、言動が多い子ですが、昨年末に身体の不調で運動を制限され、 その上、更にいろいろな負の要素が重なって、彼はこの数ヶ月、 とてもナーヴァス&センシティヴな状態です。 2麻呂の気分転換になれば・・と連れて行った7年ぶりのTDLも、 あまりの混雑と喧騒に、彼にとってはくたびれるだけの一日だった様子。 ガジェットのゴーコースターの順番待ちの列の途中で。 楽しみにしていた昼食のピザは、冷めた状態で供されてとても残念がっていましたし。 帰り道に駐車場へ向かう際、うつむきながらとぼとぼと歩く姿を見た時は、 不調なのにたくさん歩かせて、かえって可哀想なことをしてしまった・・と胸が痛みました。 それでも、先日は、おやつと晩ごはんの中間の時間帯に、 「オレ、腹減った。なんか作ろう!」と突然キッチンにやって来て、 冷蔵庫の中のものを自分で取り出し、器用に包丁、まな板、オーヴントースターや フライパンを使って、ひとりで何やら作っています。 まあ、意欲的に何かに取り組むのはいいことだわ・・と、私は黙って見ていることにしました。 そして出来上がったのがこちら。 チーズと一緒に軽く焼いたイングリッシュマフィンに、ベーコンとスクランブルエッグを はさんで、お気に入りのお皿に載せて。名付けて「2麻呂マフィン」かな? 本人も会心の出来だったらしく、「写真に撮って撮って」と、満面の笑み。 イライラしたり、ニコニコしたりの、感情のめまぐるしい変化に、気づき、対峙し、 共感するのが、親として彼にしてやれることだと、この頃特に感じています。 荒れ狂う海のうねりに身を任せる小舟のように、移ろい、惑う、我が2麻呂の心。 そんな日々の中、彼なりに成長している「光」を発見できることが、 母の、今いちばんの幸せです。