カテゴリ:まろんの成長
<まろん語る> おいら、この世に生まれ出て、1年半。 ケッコウ、いろんな経験をしてきたと思う。 いろんなところに行ったし、いろんな生き物も目にした。 ケッコウ、人生経験豊富な1歳児だと自負していたよ。 でも、今日、保育園から帰ったら、 なんだか、見慣れない入れ物が部屋にあるじゃないか。 おいら、新しいモノには興味津々。
のぞいてみると、中でなんだかうごめいているじゃないか。
すると、 おもむろに、かあさんが、中の動いているものを取り出したではないか! うわっ!なんだか見たことない生き物だぞ! ビックリするおいらをよそに、 かあさんは、その生き物を畳の上に放してしまうではないか!!
その生き物の動きに、おいら、もうビックリ! おもわず、とうさんに助けを求めたさ!
だけど、なんだか知らないけど、 コイツ、シャカシャカと速い動きで、おいらに近寄ってくる!
おいら、もう余裕なし! こんなヘンな動きで近づいてくるヤツに なす術がなかった。 はじめてみるヤツに完敗して、なんだか悔しかった。
<父母語る> さてさて、この後、泣き叫ぶまろんを見て 大爆笑の父母でしたが、 ここまで大泣きで、逃げ惑うまろんの姿に少しかわいそうになり、 シャカシャカ動くサワガニをケースに戻しました。 すると・・・・・・、 戻すやいなや、 まろん、泣き叫びながら、 戻したサワガニを追いかけるかの如く、ケースに突進して行き、 しかも、手を突っ込もうとするのです。 母 「あんなに怖がってたのに、なんでおもむろに追いかけるの?」 父 「いや、あれは、悔しかったんだよ。」 「負けたから、悔しくて、怒っちゃったんだよ」 母 「へぇぇぇぇ。」 父 「あれは、『男心』ってやつさぁ」
そんな気持ちだったなんて、母としては、想像もつきませんでした。 『男心』 それは、男同士だから、わかるモノ。 1歳半の息子を前にして、一抹の寂しさをおぼえた母でした。 笑
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月12日 22時44分36秒
|