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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:生きる力
『A beautiful mind』を観た。2回みた。
1回目と2回目では、見方が変わっていた。 なぜなら、彼の目に映る世界を現実として捉えて観ていたのが、1回目。 2回目は、彼には現実として映っている世界と家族・周りの人たちの目に映っている世界をわけて観ていたから。 主人公は、ジョン・ナッシュ。ノーベル経済学を受賞した偉大なる学者さん。 「ナッシュ均衡」理論を編み出した人である。 私は、経済学には疎いので、詳細についてはよく理解していない。 映画を観ている限りでは、誰も競争に負けないような均衡点であり、様々な分野で役に立っていることは理解できた。例えば、国際交渉など。 観終わった後で、最近話題のライブドア、フジテレビとソフトバンクの関係を思い浮かべた。3社の関係には、この「ナッシュ均衡」が応用できるのかな?と。 どうなのだろうか? 見方が変わった大きな理由は、彼が統合失調症を患っていたから。 「自分は病気だ」と認識して、病気と向き合い姿。 そして病気・幻想とも付き合う覚悟に感動した。 彼一人では、向き合えなかっただろう。 そこには、妻の愛があった。夫を信じて、支える姿。 「信頼できる関係」は本当に美しいと思った。 映画の前半(大学院生のころ)でジョンは 「昔から、君は頭は2つあるけれど、心は半分しかない」と 周りから常に言われていたと語っている。 そして、映画のラストシーン。ノーベル賞の授賞式。 妻に対する感謝の言葉で締めくくっている。 そこで、タイトルが気になった。 halfだった心が一つになったことを意味して 「『A』beautiful mind」になっているのかな?と個人的に思った。 とても素敵で感動する映画だった。 自分と向き合い、身近な人たちを大切にしよう。と心に書いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月29日 00時17分13秒
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