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銀座マリー、『自立を目指す』の巻

銀座マリー、『自立を目指す』の巻

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2005年05月17日
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カテゴリ:読書からの学び
 最近、事業のコア部分を考えながら、もがく事が多くなった。
 
 
 私の頭の中にあるものを、紙に書きだし、まとめる。
 人に理解してもらえるように、伝える。
 この二つの作業は、今の私にとって、なかなか難しい。


 煮詰まってくると、なぜ私はこの事業をやりたいのか?
 なぜ私は”Aging”に興味をもち、仕事にしようと思ったのか?
 と考えてみる。


 一つは、ある本との出会い。
 この本を読んで「Ageism」について真剣に深く考えるようになった。


 その本とは、「As We Are Now」(May Sarton著)。


 70年代のアメリカで、元女性教師が老人ホームに入り、「年をとること=すべてをあきらめること」だと感じ始める。ラストは、人間としての尊厳を認められないことに絶望し、老人ホームに火を放ち、自らも自殺するという内容。


 読み終えると、「一体、人間の尊厳とは何だろうか?」と自問自答を始めた。


 ”Aging”に対して、初めてネガティブなイメージを抱いた。
 と同時に、”Aging”に興味を抱くきっかけとなった。


 その後、多くの先輩達と出会い、”Aging”に対する私の考え方は、ポジティブな考え方に転換した。


 そして、今はどうか?


 「Aging=人間として成長していくこと・更に美しくなること」という言葉になるように、私も事業を通じて貢献し、一緒に成長したいと思う。


 悩み始めた時は、原点に戻って考えてみるのも悪くないと思う。






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最終更新日  2005年05月18日 20時31分49秒
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