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カテゴリ:読書からの学び
最近、事業のコア部分を考えながら、もがく事が多くなった。
私の頭の中にあるものを、紙に書きだし、まとめる。 人に理解してもらえるように、伝える。 この二つの作業は、今の私にとって、なかなか難しい。 煮詰まってくると、なぜ私はこの事業をやりたいのか? なぜ私は”Aging”に興味をもち、仕事にしようと思ったのか? と考えてみる。 一つは、ある本との出会い。 この本を読んで「Ageism」について真剣に深く考えるようになった。 その本とは、「As We Are Now」(May Sarton著)。 70年代のアメリカで、元女性教師が老人ホームに入り、「年をとること=すべてをあきらめること」だと感じ始める。ラストは、人間としての尊厳を認められないことに絶望し、老人ホームに火を放ち、自らも自殺するという内容。 読み終えると、「一体、人間の尊厳とは何だろうか?」と自問自答を始めた。 ”Aging”に対して、初めてネガティブなイメージを抱いた。 と同時に、”Aging”に興味を抱くきっかけとなった。 その後、多くの先輩達と出会い、”Aging”に対する私の考え方は、ポジティブな考え方に転換した。 そして、今はどうか? 「Aging=人間として成長していくこと・更に美しくなること」という言葉になるように、私も事業を通じて貢献し、一緒に成長したいと思う。 悩み始めた時は、原点に戻って考えてみるのも悪くないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月18日 20時31分49秒
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