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カテゴリ:読書感想文
お天気いまいちですね。ちょっと頭痛もしてどんより。
完訳 宝島(スティーブンスン/中公文庫) スティーブンスンの紀行文がいかしていたので、いまさらですが代表作の小説も読んでみました。 わたしは、船に乗り込むまでのほうが楽しく読めました。船が出航してからは、よくできた子供向けの海賊モノという感じ否めず。感情移入する間もなく事態がどんどん進んでいってしまうのが残念でした。ジョン・シルバーの気持ちに焦点をあてた側から書いたらこの小説はまた面白いのではないかと思いました。 海賊のやけに民主的な合議システムが印象的。封建制度から抜け出たバッカニアの世界には、先進的なデモクラシーが発達していたようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月23日 11時40分00秒
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