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カテゴリ:読書感想文
日本絵日記(バーナード・リーチ/講談社学術文庫) 駒場の日本民藝館に行ったときに買った本。 もともと柳宗悦やリーチが好きかと言われたらたぶん好きじゃなく(白樺派を好きでないからきっと好きではないだろうと思う)、民藝運動にはぜんぜん詳しくないのだけれど、「陶芸と旅」にひかれて読んでみた。読んでみても柳やリーチの印象はよくならなかった。でも本自体は面白かった。 戦後復興時代の日本をリーチが旅して、古きよき素朴なものがどんどん失われて、趣味の悪いへんてこな外国風のものに凌駕されていくのに、非常な危機感をもっているのがわかった。時代の空気を感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月30日 13時37分16秒
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