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カテゴリ:読書感想文
どこにもない国 現代アメリカ幻想小説集(柴田元幸編訳/松柏社) たいへん面白かった。笑えるのもあったし、夜寝る前に読むのに適度に怖いのもあったし。「ダブル/ダブル」とか、「夜の姉妹団」とか、柴田氏のアンソロジーはどれもほかでは読めない感じで楽しいですね。 でも、結局短編集なので、本の厚さや作りや値段の割には、読み応えが不足する気がしました。長編小説好きとしては、1つめの「地下堂の査察」(エリック・マコーマック)なんかは、これを最初の章にした長編だったらもっと読めそうだなぁ、などと思いました。 このところちょっと体調不良で冴えません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月01日 22時05分38秒
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