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カテゴリ:読書感想文
(ジェフリー・フォード/国書刊行会)
世界幻想文学大賞受賞の話題作だそうな。読んだことがない種類の本でどうにも変な本だったけど、異様に面白くて退屈せずに読んだ。 テリー・ギリアムの映画「未来世紀ブラジル」と設定や主人公が理想の女性を追い求める筋がちょっと似ている。ユーモアのちりばめ方も似てるかも。「ブラジル」よりもこちらの本の方がいっちゃってる感は上。 わたしは「ブラジル」も大好きなので、ふだんファンタジーはあんまり読まないけど、こういう話は好きなのかな。3部作の1作目だそうで、2作目の翻訳が今年に入って出ていてさっそく注文してしまった。追わずにいられない作家登場。1作目のラストのドラマチック度が少々もの足りなかったので、3部作の終わり方には期待しちゃう。 DVD「未来世紀ブラジル」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月28日 11時26分38秒
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