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カテゴリ:読書感想文
『バトル・オブ・ブラジル:ハリウッドに戦いを挑む』(ジャック・マシューズ著、柴田元幸訳/ダゲレオ出版)
27日の日記に自分で「未来世紀ブラジル」のことを書いて思い出した古い本(20年前の話)。2年くらい前に柴田元幸がらみの本をPCで検索していたら、若き日にわたしの好きな映画「未来世紀ブラジル」に関する本を翻訳していたことを知り、古本で購入。その後ずっと放ってあったが、読んでみたら面白かった。 内容は、カルトでアートな映画「未来世紀ブラジル」をめぐって、自分のファイナルカット権を主張して公開をめざす監督・製作者と、もっとポップで幸せな映画に作り変えようとはかる映画会社ユニバーサルとの戦いのノン・フィクション。 読んで何を得たわけでもないけど、非常にいきいきとした文章で、古い本だという気がしなかった。 最近はインディペンデントの勢力が強まったせいか、「ブラジル」が公開されたころよりずっとアートシアター系映画も増えて見やすくなった気がする。くだらない映画は相変わらず多いけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月03日 09時47分05秒
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