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カテゴリ:読書感想文
夜の飛行機で札幌から帰ってきました。夫の実家のお家の一大事で、ほんとは行きっぱなしにしたいのですが、どうしても東京でしなければならないことが2、3あり、3月下旬から4月上旬にかけて3往復。海外旅行に使うつもりのマイレージがどんどん減っていく。どうせ海外には当分いけないからよいといえばよいけれど、ちょっと寂しい。
くたくただったけど、新千歳-羽田の飛行機で気になっていた本の結末まで読了。 シャルビューク夫人の肖像(ジェフリー・フォード/ランダムハウス講談社) 宣伝文句は「世界幻想文学大賞受賞作家による最高傑作」。真剣に読む本ではないけれど、エンタメとしては格調高く上質。ミステリーの結末は「最高傑作」に対する期待よりお粗末だったものの、十分面白く読めてよかった。 上品ぶったオヤジ画家が主人公。このおっさん、妙に滑稽、なんとも真面目で嫌いになれない。脇の登場人物もみんな面白く書けているのに、肝心の謎の女「シャルビューク夫人」が結局最後まで「変な人」で終わってしまったのが残念。この人がもうちょっと魅力的に書かれていたら終わりが締まったかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月26日 12時21分00秒
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