空高く（チャンネ・リー／新潮クレスト）

久しぶりに本を読んで涙ぐんだ。深い心理分析や描写を、軽妙な語り口でつづり、最後はあたたかな気持ちに。
コリアンアメリカンの作者、翻訳1作目の「最後の場所で」はたしか陰気な感じの小説だったのでこれも読む前はあまり期待していなかったけれど、読み終わって、次が気になるお気に入りの作家になりました。
図書館で借りたのだけど、自分の本棚の新潮クレストのシリーズの場所に並べておいておきたくなってしまった。