たおれる前にすかさず2歩-その2
残暑なのに夏本番って感じです。Flyは8本しか巻けなかったけど7章突入です。※SS7損失熱量の算出表をつくる前章までで各建物の外皮の単位面積から出ていく熱量を算出できるようになっているはずです。次は全ての外皮から出て行く熱を合計します。 (ω・ )ゝ なんだって?ダ・カ・ラ!計画した建物の 床・壁・天井(屋根)からの損失熱量を合計するんです。住宅の部材構成は室内側から※床 フロア12ミリ XPS:A-1 50ミリ 下地45角@303※壁 PB12.5ミリ GW10K105ミリ 耐力壁合板12ミリ 下地105柱@910 下地30間柱@910※天井 PB9.5ミリ GW200ミリ 下地:天井は考慮しない。としましょう。各部材の熱伝導率(W/mK)は、木材;0.12XPS A-1;0.037グラスウール10K;0.052です。表計算します。☆床☆壁☆天井以上が各断熱部位での熱抵抗値、熱貫流係数、各層の温度分布です。表の内容は今日までの各章の内容なので解ると思います。簡単な数式なので是非やってみてください。末項が各層の温度分布で、この数値から・表面結露の有無・内部結露域を判断することが出来ます。想定は冬季で、外部-3℃、室内18℃としてみました。表を見れば一目瞭然で各Riの欄の温度のとき露天に達するかどうかを湿り空気線図から読み取ればいいだけです。この表が出来ればあとは各断熱部位の面積を算出して掛け合わせ合算し、計画換気量での熱損失を足し、総熱損失量を求め想定床面積で割ればあなたが計画した住まいのQ値が"あ~ら簡単"に出てしまうわけです。くどいようですがこの表を作るだけで”高断熱住宅””省エネ住宅””結露のない健康住宅”といったあいまいな(比較の対象がない)ものに対し、ハウスメーカーの言いなりではなくじっくり吟味して自分で判断することが"できるんです"次回以降は、換気の熱損失について。想定床面積の算出法。などについてやってみようかな~~(・∀・)ほう