私はアハマド ネジャド大統領が就任してから今まで、彼に対してあまり良い印象を持っていなかった。彼の手腕は目を瞠るものがあるのは確かだが、イスラエル発言にしてもかなり国際性にかける人物、内心アメリカも猿大統領、イランも猿か、、、などと思っていたのだが、、、唯一、ここ数年イランはサマータイムの実施を中止していてそれだけは評価していた。ところが今年、、、今年の春分の日からまたイランはサマータイムを導入した。私はこれは大企業を独占している人々がかなり彼に圧力をかけたんだろうなーーと思っていたのだが、、、最近になってやっと彼は本音をテレビの前で表した。彼が国民のためにやりたいことは何一つできない、圧力が強すぎるとのこと、、、日本のニュースをみると原油価格の高騰でイランなどの産油国が日本の企業などの株を買っているということだが、、、イラン国内ではガソリンの値段が日本の値上げなどとは比べ物にならないほどに上がって、それとともにすべての物価が高騰、、いままでも異常だったがさらに異常な物価高はついにトマトやナスにまで影響している。去年キロ300トマンだった茄子はなんと現在1200トマンになっている。大統領は石油の大臣を指名したのだが3度却下され、4人目の指名をうけたものが大臣となったのだが、それは大統領がさせたかった人物とはまったく違ったタイプの人物だったそうである。彼いわく政治を牛耳っているのはマフィアのファミリーと何も変わらない、、、、私も実はそういう気がしていたので彼のこの発言、、、彼からこの言葉がでたことには心底驚いた、、、、。異常な物価高になればその責任はすべて大統領に向けられるし、テレビでそういう裏事情を話せば命の危険もあるだろうに、、、、とそれでもマスコミの前で裏話をした大統領を少し見直したのであった。
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Last updated
2008年04月18日 05時31分51秒
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