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テーマ:暮らしを楽しむ(388325)
カテゴリ:素描
2015年暮れ 其の弐 そこは広めの市立体育館ほどの敷地で、 屋根も壁もない吹きさらしだった・・・ 敷地に入ってすぐの所には、おそらく中国からはいってきたであろう?と思われる綿飴の機械があった。 値段はひとつ三十円程。 かなり長めの割り箸もどきを使って、 こちらの売り子の男性、日本でお馴染みの綿飴のお姿のようには、 見栄えよく巻きつけることはできないので、 注文をうけるたびに機械を動かして作っていた。 出来上がった作品は綿飴というよりも、蚕の繭の蓑虫スタイルのようであった。(しかし味は全く同じ) そして綿飴片手に足進む先には、 所狭しとありとあらゆるものが.... 生活雑貨、衣料、食べものまで売る店が並んでいる。 檸檬汁の絞り器、包丁など台所用品、プラスチック、割れ物などの食器、 置物などのインテリア用品、裁縫道具、敷物、テーブルクロス、冬物衣料、靴下、下着、 運動靴、ブーツ、イヤリング、髪飾り、おもちゃ、香辛料、ハーブ、ナッツ類、 なんと生鮮食品の魚までそこには並べられて売っていたのだった! 私が最後に年の暮れを日本で味わったのは2008年の大晦日、その前は2000年.... 大晦日といえども此処はイランのテヘラン、クリスマスや年末気分など味わえるはずはない.... っとずーっと思っていたのに 今日、2015年の大晦日にまさかのまさか、懐かしい日本の暮れのような光景を目にするとは全く思いもしなかった私は、 目の前に差し出されたその光景を、1週間遅れのサンタクロースからのプレゼントのような気分で眺めていたのだった。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年01月03日 19時44分18秒
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