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カテゴリ:素描
午後三時半の曇り空、冷たい風はわが物顔にて街を出歩き吹き通る。 コートの内側から体温を盗まれぬよう、 身体の正面を両腕で抱きしめ路地歩く。 樹のためなのか、人のためなのかと疑いたくなる人ひとりにも狭い歩行路。 建て替え工事をしてる家の前では、それはまったく使い物にならない。 そんな歩行者の事情などお構い無しに、路地を通るに不適切と思われる速度で走る車の運転手は、助手席に座る女性と会話中。 弱々しい水色をした朧な空は白い雲に覆われ、光乏しい街景色には寒風のフィルターがかかってる。 歩く人の頬は皆、私も、、、、冷たい風に押し付けられて貼り付いて、乾き硬くなってしろちゃけた壁のチラシのよう。 路地の角を曲がった私に、風は再び斜めから寒く冷たい視線を吹き付けてった.... にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年01月27日 22時50分46秒
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