シャルル・ペロー の国 フランスの童謡
フランス語の初級の初級を始めて今日で一ヶ月でになる。そろそろ形容詞が出てくるけれど、今まで基本的な名詞を学習しながら、syllable 音節 と phonics 綴りと発音の間にみられる規則性 を勉強し、その合間に適当なところで童謡のようなものを聞き流している。今のような非常事態には語学の勉強は暇潰しにちょうど良い。バイトで必要になるかもしれないので今のところ無償で勉強させてもらっているから有り難さは二倍以上に感じている。聴いてみた童謡のなかに興味引かれたものがあったのでご紹介する。Sur le pont du Nord un bal y est donné.ビデオは非常に短い歌詞だが、私のテキストには長々と物語のように歌詞があって、フランスでも長い間伝えられているうちにいろいろなバージョンが出来たのかなぁと思った。歌の内容は一人の女の子が橋の上(私が使っているテキストではNantes ナント 橋)で開かれるダンスパーティ-に行きたいけど、いくら頼んでもお母さんに行ってはいけないと言われる。女の子が部屋で悄気きっているところにお兄ちゃんがやって来て、そして二人は親に内緒で舞踏会に行く。一曲目は上手に楽しく踊る二人だが、二曲目に橋は崩れてしまう。そして教会の鐘の音が響き渡り、それが誰の死の知らせかと母親は思いながらきいている。強情な子供はこうなるんだよというものだが、流石………………お母さんのお使いでお婆ちゃんのお見舞いに行った、健気で純粋無垢な赤ずきんちゃんは狼にパクリと食べられてしまいました、おしまい おしまい っと描いた、シャルル・ペロー の国の童謡だわ~っと妙に納得してしまったのだった。