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テーマ:気になったニュース(31007)
カテゴリ:政治
3月末で期限を迎えるガソリン税の暫定税率の継続/廃止が今の国会の争点になっている。
先日町村官房長官 ボード使い「日本のガソリン価格安い」という記事が載っていましたが、何点か首を傾げたくなる点がありました。 1.本質は暫定税率の是非ではないのか? 日本のガソリンが高い、安いの議論よりも本質は暫定税率という1970年代のオイルショックの時に導入され30年間以上延長されて続けている以上に高い税率を今後どうするかということではないのか? 2.なんで安いと言い切れるのか? 個人のマイカー利用者については利用頻度や用途、収入により変わるので一概には言えませんが、運送会社等の物流ではどう考えても高すぎるとしか言えないと思います。 中小の運送会社では値上げが出来ず利益がほぼ0か、走るだけ赤字が増えている会社が多いそうです。 このまま何もせずに「日本のガソリン価格安い」などと言い続けていたら、経済の血流に等しい物流がつぶれてしまいとんでもない自体になってしまうのではないでしょうか? 3.そもそも本当に安いの? ボードに書かれていた各国のガソリン価格は全て”円”になっていました。 これ以外にも各国の物価等を比較する際に「ビックマックは東京は○円、ニューヨークでは△円なので東京は安い」という表現が使われることが多い。 ただし、全て円で表していると言うことは為替の変動によっていくらでも変わってしまうことが考えられる。 これから円安になったら為替を考慮すると「日本のガソリン価格は高い」ということになるはずである。 本来高い低いを判断するのはその国における購買力から考えるべきだと思う。 例えば、日本の手取り月収を30万円とし、ガソリン1Lが150円とすると、日本では1ヶ月に2000L買うことが出来る。 これと同じように為替変動の影響を受けない各国の平均月収÷各国のガソリン1Lの価格を計算し、日本の結果(2000L)より多く買えれば安い、多く買えなければ高いと考える方がより現実的な結果がでるはずである。 <町村官房長官>暫定税率で解散「テーマ小さい」などと言うことも行っているようだが、ガソリン問題をテーマが小さいと言っている時点で今の政府が国民のための政治を行う姿勢があるのか疑ってしまう。 今日の逸品はこちら <<人気blogランキング>> ただ今ランキング圏外!せめてランキング表示だけでもさせてください。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月20日 01時15分37秒
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