8,118円
タイトルの金額は、私が木曜日にもらった賞与の金額である。皆さんがよくみている賞与の金額のイメージからはかけ離れているが、実は俺の場合、自分の労働規約上からは賞与は規定されていない。つまり本来なら、もらうことのないお金である。この8,118円は、いわば俺が純粋に仕事の内容だけで掴み取った報酬。初めて、自分の力で上司を振り向かせ、本来なら与える予定のないものを勝ち取ったのだ。上司は結局最後まで、「ボーナス(賞与)」という言葉を使うことはなかった。1回飲みに行ったらなくなるようなお金だとはいっていたが、俺にとってこのお金は、限りなく重い。金額など関係ない。俺は素直に、この8,118円を誇りにしたい。