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カテゴリ:継体天皇あれこれ
今から1700年ほど前の弥生時代に発祥したと考えられている坂井市春江町の石塚神社には、継体天皇に関係した大きな岩が古くから拝石として保存されています。 この岩は、古代民衆の信仰を集めた岩座といわれており、岩座は神様の座席としてあがめられ、後には岩そのものが神様として祀られるようになったようです。説明文には昭和39年に国学院大学の大場教授により岩座と断定されたと書いてあります。 今から1500年ほど前、男大迹王(おおとのおう、おほどおう=後の継体天皇)が、そのころ大きな湖沼であった越前の平地の水を日本海に出そうと考えて九頭竜川の治水工事をしていた時、男大迹王自身がこの岩の上に立って働く庶民の指揮をとったと伝えられています。 石塚神社は、継体天皇の母・振姫の故郷(越の国大首長の偉大な支配力を参照)といわれている高向神社付近から西へ、車で30分ぐらいのところにあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月28日 06時56分20秒
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