昼行灯

実は　あまり得意ではない。
（茗荷が得意って　どういう意味だ？と言う突っ込みはとりあえず
置いておいて）

どうも私　アクの強い食べものがあまり好きではないらしい。
食べられない　ということは無いが、出来れば避けて通りたい。

だが　奥さんは逆に　アクの強い食べ物大好き人間。

で、時としてそういった食べ物が連日連夜出てくる場合がある。
まぁ　この辺が我が家の力関係を如実に物語っていたりするのだが・・・

今日、なぜか当番ではないはずの私が晩御飯を作る
ことになったので、冷蔵庫を漁ると、そろそろ食べないと
いけない状態の茗荷が１パック出てきた。

さて、どうやって、こいつを食べよう・・・

自分の当番の時は滅多にこ奴を食卓に上げる事がないので
当然私のレシピの中には無い。
かといって、そのまま刻んだだけでは能がない。

結局考えた挙句、辣韭と一緒に刻んで、辣韭の漬け汁で
あえて　豆腐の上にかけた。

茗荷が辣韭と漬け汁の味で　酢漬けの様な感じになったので
これなら、なんとか私でも行ける。

奥さんにも好評で、しかも私が茗荷を出してくるとは
思わなかったと、驚かれた。

兎にも角にも、こいつなら、多少連投されても無理なく行けそうなので、
茗荷を酢漬けにしてみてもいいかもしれないと、奥さんにプチ提案して
みようと考えている今日の私でありました。

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