結婚式終わりました
何から書こうねえ・・・まあ、順を追って・・・土曜日は、式場で打ち合わせをしてから、ウチに帰って席次表を土佐和紙に貼る地道な作業をしていました。それで、最後だからということで夜はあまり3人で行くことのなかった外食に行き(すし屋)、帰ってからは普通に過ごしました。3人で普通に過ごすことは最後かなと思うと感慨深いものもありましたね。「長い間お世話になりました」って言うのかも知れないけど、それはみんな恥ずかしいので辞めた(笑)県外に嫁ぐわけではないし、おかんに気を遣って、すぐ来れるように近所にわざわざ居を構えたこともあるかもしれません。で、日曜日、本番です。11時半から神式で挙式です。作法とか全然知らないけど、神主さんと巫女さんが次は何をしてくださいって言うから、その通りにしてました。最後に親戚紹介があります。向こうはやたら親戚が多い(笑)お父さんは村の出身で、その村から大挙押し寄せてきたようです。選挙に出る人でもないのに、みんな次から次へと握手を求めます。これがやっぱり村の人のいいところというか、やっぱり純粋ですよね。で、数が多いのでお父さんは名前を覚えてない親類が5,6人いました(笑)ウチは僕がやったのですが、夢中であんまり覚えてないです。それから、披露宴の始まり。まずはお出迎えで、ひとりひとり招待客に頭を下げると。で、席に案内されると思ったら、あれ?勝手に行ってくれなの?僕もかつては同業者だったので、披露宴でこうするああするの段取りは分かっていたのですが、ホテルによって違うものなのね。新郎新婦紹介のときも立たなくて良かったし。あとは、来賓のあいさつ、友人のあいさつですが、妹の友人はいきなり号泣のあいさつとなりました。友達で泣く人ってあんまり見たことないけど、彼女は身近でいろいろ支えてあげていたから、感慨深かったんだろうね。最後の新婦からの手紙では、妹もおかんもばあちゃんも泣いてしまってねえ。僕ももらいそうになった。最後にお見送りで、また一人一人に頭を下げて終わりです。終わってからは新郎の実家に行って、親戚一同と飲んでました。僕にとってはかわいい弟に加えて、かわいい妹も2人増えました☆最後に二人のここまでの軌跡を記しておきます。付き合い始めたのは10年前です。車の免許の試験を受けにいったとき、免許センターで出会ったそうです。よくよく考えれば妹は自動車学校の卒業試験を何回も落ちていて、そのたびにカネがかさむといって親は嘆いていましたが、結果的にはこれが運命を呼んだのですから不思議です。5年ぐらい経ったところで、ウチの親父が亡くなりました。これで結婚は延びてしまいました。さらに、義弟の家は自営で看板屋をしているのですが、修行のために東京に行くことになりました。ここからが大変です。看板屋の仕事はすごく不規則で、夜中もあるし土日もあるしで、ほとんど高知に帰ってこれません。妹も理学療法士で日曜も研究会があったりしてなかなか暇がありません。東京に行く時間を作っても、向こうに仕事が入ってキャンセルになったことが何回もあったそうです。この時期は精神的にも辛く、別れることも考えたようですが、友達の力で助けられたようです(だから、あいさつの時にいきなり号泣だったのです)当初は3年で帰る予定が4年になり・・・今年の春にようやく高知に帰ってきました。そしてそのまま結婚です。僕は全く力になってあげられなかったのですが、なかなかすごい十年愛だよね。2人は今日から新婚旅行でオーストラリアに行きました。空港まで送っていきましたが「今までは、彼に会いにいくため一人で乗っていた飛行機に2人で乗れることが幸せ」だと言っていました。これから幸せな家庭を築いていって欲しいです。