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カテゴリ:思うこと
学校行事のたびに、登校拒否をしていた兄。
小学校に入学してからずっと・・・。 そのたびに 泣きぐずって、わめいて、通学班の皆に遅れて登校して、 引きずるように学校に連れて行って。 どうしても自分が行けれない時は、 おばあちゃんやおじいちゃんが連れて行ったこともあったっけ。 ひどい時には(運動会) おじいちゃんとお父さんの2人がかりで 学校に連れて行くこともあった。 なのに行事が終われば 今朝の あのぐずりようが何だったのかわからなくなるほど 本人は平然としていて 「頑張ってきたんだから ご褒美は?」 なんて毎度の事だった。 朝 家族中を巻き込んで、散々だったクセに その態度が たまらなく許せなかった。 あの子の泣きわめく声を聞くたびに、胸がしめつけられるくらい辛くて、 そのピークの時にはストレスのために心臓発作まで起きるほどになっていた。 更に、仕事(お店)で お客さんの中の小さい子の泣きわめく声にまで 反応してしまって 心臓があおるようになった。 それが4年間続いた。 妹が学校に入学。 一緒に学校に行くようになって、 「お兄ちゃんなんだから 妹をちゃんと学校まで連れて行ってあげてね」 って言われるようになって、その使命感からか 「ぐずり」は なくなったものの、相変わらずのビビリで 行事の前になると 異常に機嫌が悪く それこそ 相変わらず 家族中を巻き込んで 当り散らす。 とどめの言葉は 「明日 学校に行かない。何も やらない。つまらん。」 ヤツの言葉に いちいち反応しては 感情的になってしまう自分を 冷静になってみれば、反省しきり。 ビビリのために 当り散らしているのだから、無視するにかぎるのだけど まんまとハマって怒ってしまう。 「あー、やっちゃった~(><)」 いつもそんなことの繰り返し。 ヤツも 冷静になれば、やるべきことはきちんとやれるし、 気持ちが安定していれば、学校にも行けるし 何の問題もない 。 ただ 気持ちが荒れていると 人を怒らせるようなことばかりしでかす。 なのに忘れてしまうと平気な顔をしているのが 本当にムカツク。 そういうのを見るたびに、 「やっぱり この子は普通じゃない。」と思ってしまう。 でも言動を見ていると、それが障害のせいだとわかっていても、 この子のこんな「障害」なんて、ただのわがままじゃん。 って思う。 やりたくなければ やらなないでいい。 「やりたくない。つまらない、めんどくさい。」 と言っては 物事が済んでいくなら、 この先 この子の将来はどうなってしまうんだろう? って いつも考える。 世の中、そんなことが通用するはずないのに、 あの子の頭の中では、それが通ってしまっている。 何を考えているのか、全くわからない。 学校の行事 一つで こんなんだから、 本当に この子は 将来 仕事をするようになって 自立ができるようになるんだろうか? 大袈裟かもしれないけど、いつも そんな不安に駆られる。 行事のたびに 登校拒否で、 皆に遅れて学校に連れて行くたびに、 悲しくて辛くて情けなくて・・・いつも泣きたい気持ちになる。 でも通りすがりの人たちに泣いている様子を見られるのが恥ずかしくて、 必死に泣くのをこらえては、とりあえず学校に送り届けてきた。 帰宅後、ずっと必死にこらえていた涙が ドーっと出る。 なのにそんな辛い気持ちは 家族の誰にも理解されない。 「お母さんなんだから、しっかりしなさい。そんなこと 泣く事じゃないでしょ。」 そればっかりだった。 だから余計につらくなる。 学校行事のたびに子供がそんなふうで、私もそれがずっとトラウマで、 「学校に行かない。」って聞くたびに 過去のそんな記憶がよみがえっては、不安でいっぱいになる。 1日、1週間、1か月、・・・・1年。 ほんの少しずつ 成長は しているかもしれないけど、 これで 逆戻りさえしているようにも感じられて、本当につらい。 まさに今晩は 大荒れでした。 寝て起きたら 今日の事は忘れていて、 とりあえずは、ただただ 無事に明日 学校に行ってくれることを 願わずにいられません。 行事に参加するかどうかは、その時の気持ち次第で、 特別支援学級の先生に お任せすることにします。 こんなこと、いつまで続くんだろう。 毎度 繰り返されるたびに 辛い思いをして、その繰り返しで、 発達障害児の親は、どれだけ気持ちが強くなくちゃならないんだろう? 本当に、なんで あんなにも手を焼く子が 私のもとに授かったんだろう。 私があの子のために、こんな想いをする意味なんて あるのか? 今は そんな「意味」なんて 探りたくも、わかりたくもない。 ただ辛いだけ、ただ 苦しくて しんどいだけ。 こんな事が起こるたびに、 あの子の存在を否定したくなる。 母親は 子供を選べない。 こんなに苦労させられるくらいなら、 あんな子 産まなきゃよかった。 わかっていたなら 私は あの子を絶対産まなかったはず。 なんで私のもとに授かったの? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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