テーマ:フィギュアスケート(3637)
カテゴリ:ダンス・舞台・ボディ
1月12日のこと。 用事を済ませ、走墨の新年会の前に、短い時間だけどいったん家に戻った。 何気なくTVをつけると、高橋大輔くんが踊っていた。 フィギュアスケートのエキシビションによるチーム対抗戦のイベントだった。 思わず見入ってしまった。 黒衣での白鳥の湖。 HIPHOPを取り入れたこの作品を最初見たときは HIPHOPと呼ぶにはどうかな~・・と思ったものだけど、だんだん見慣れてきた(^^) この日のはステップの切れがさらにいいような気がした。 フィギュアスケートとHIPHOPの取り合わせは、 アイデアとしては考えられなくはないだろうけど、 多分あまりに難しくてなかなか本格的にチャレンジする人はいなかったのだろう。 滑るという動作は、頭にアクセントの来るリズムで成り立っているだろうから、 やはり頭にアクセントの来るバレエ的な振付けとは相性がいいけれど、 HIPHOPは裏打ちだから滑りながら踊るのは難しい。 だから彼は止まって一歩ずつステップを踏む振りのとき以外は、 脚は表で、上半身は裏でリズムを刻んでいるのだろう。 荒川静香さんが以前「上半身と下半身が別々に動いててすごい」と いうようなコメントをしていて、やっぱりそうなんだと思った。 半身ずつの逆のリズムをコントロールし切るなんて! よほど腰の筋力と神経がしっかりしてもいるし、鍛錬し続けてもいるのだろう。 力強さと優雅さ、リズムとしなやかさ。ほとばしるエネルギー。 闘い続け、舞い続けている姿に、思わずTVの前でひとりで拍手してしまった。 安藤美姫さん、浅田真央ちゃんと豪華な顔ぶれが続いた。 エキシビション用のプログラムなので、技よりも表現を重視する振り付けのためか、 とても見やすく、面白く、かっこよく、時に切なく、美しく、心に響く。 真央ちゃんは、私の大好きなショパンの別れの曲、しっとり美しくてため息・・・ 安藤さんのJAZZYな振付けにしびれた!N.Y.の振付家のものと聞き、とても納得。 (私もTVの前で思わず踊ってしまった・・) 今日はこれを見るために短い時間ながらも家に戻ってきたんだな・・・ 束の間の時間。 ダンスに呼ばれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ダンス・舞台・ボディ] カテゴリの最新記事
|
|