テーマ:ダンスの話しようよ!(1411)
カテゴリ:ダンス・舞台・ボディ
先日からバレエに復活している。 以前体験レッスンに行ったクラスの先生は 若くて元気がいいけれど、パディシャのときの手の形が美しくなくて 行きたくなくなってしまった。 レベル的にもちょっと物足りなくて。 そんな小さなことで、と我ながら思ったし、 ほんとは教え方が一番重要だと思ってるけど やっぱりお手本となる先生は、 指先までバレエダンサーとして美しくあって欲しい。 最近通い始めたクラスのY先生は、その点は申し分ないが、 ちょっと変わったレッスンの進め方をすると感じている。 バーレッスンもこれまで慣れ親しんできた流れとちょっと違い、 最初はとまどった。 そして一般的には「しめて」「キープして」「引き上げて」と 力を入れる、筋肉を使うことを要求されることが多い場面でも、 Y先生はどちらかというと、 リラックスするほうへうながすことが多いような気がする。 久しぶりなので私ががちがちに力が入りすぎてるからかもしれないけれど。 最初のレッスンはなんとかこなしたけれど、 2回目のレッスンのときはかなり落ち込んだ。 センターでの振り付け、アダジオはぐらぐらするし、 ワルツでは簡単なはずの振りがまったくできない! エカルテでソッテ-アッサンブレx2、ファイー-アッサンブレ、ソッテして退場。 たったこれだけなのに、もう頭と身体がばらばらで何度やっても踊れない。 身体はミスプリントを吐き出し続けるコピー機になってしまったようだし、 頭はすっかりパニくってしまい、萎縮モードに入ってますますのびやかに飛べない。 恥ずかしくて穴があったら入りたい・・・ しかしめげずにレッスン後の自主練に参加して恥をかきつつ練習を繰り返した。 3回目のレッスンではだいぶスタジオの雰囲気にも慣れてきて、 センターでの振りも先週のと同じだったりしたので 落ち着いてレッスンできた。 踊るのが楽しかった。 バレエの先生は、ぱーっと明るい方が多いけれど Y先生は特に明るいと思う。 先生自身も心底楽しんでバレエをやっているのが感じられる。 その波動がこのクラスの雰囲気をつくっている。 レッスン後の自主練の雰囲気は一種独特のものがあり、 バレエが楽しい、踊れることが嬉しい、という空気にあふれている。 自分なりの課題は多すぎて気が遠くなるけれど、 1歩踏み出したことが嬉しくて、やっと復活したな、と晴れ晴れと思う。 しばらくここでがんばってみようと思っている。 レッスン中も不快で不可解な不整脈は時折起こるけれど 動くことで運動後の通常の大きく速い動悸に変わり、いつの間にか気にならなくなる。 とっくん、とっくんと打つ力強い正統的な心臓の鼓動を久しぶりに味わうと、 ひどく幸福な気持ちになる。 こうやって不整脈が治っていかないかな、と願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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