テーマ:今日見た舞台(965)
カテゴリ:ダンス・舞台・ボディ
5月15日、仕事帰りに高倉成司さんの出演する舞台、 劇団 新-さら-「デキる人間になり隊講座」の初日にかけつけた。 今回はコメディということで、以前見に行った「十二人の怒れる男」とは まったく違ったmasashiさんを見れるかと期待しつつ。 会場のアートスペースサンライズホールは、こぢんまりしているけれど、 段差があって舞台がとても見やすいところだった。 masashiさんは今回は、びしっと黒スーツにサングラスに オールバック風のヘアスタイルで、こわーいお兄さん(ヤ)的な役。 わー、意外!でも迫力あったな~。 それに素晴らしいお声で、低音の魅力にしびれました♪ 立ち姿の美しさも、なかなかのものです。 役柄上、堂々とした姿勢は稽古するのは必然だけど、 "立ち姿の美しさ"はちょっとやそっとでは身につかないものだ。 ダンスや、身体の鍛錬を長くやってきたんだろうな。 最初は威圧的でそれが面白いが、 後半はどんどんおちゃめな面の出てくる役で、そのギャップが見ものだった。 劇中劇などもからんで、突然妖精役などのやわらかい演技も なめらかにやってのける自在さ、技量に感心してしまった。 全体的には、最初はなんとなく人物たちがバラバラな感じが否めなかったけれど、 話が進むと、それぞれのキャラクターが立っていて、 その人それぞれに見えてきて、なかなか面白く、楽しめた。 終演後、masashiさんと少しお話できて嬉しかったなー。 曲がったことの嫌いな、今どき珍しいくらいの生真面目さ、礼儀正しさ。 そして何より舞台にかける情熱、信念、前向きさ。 いくつも年下なのに、そんな姿勢にいろいろ考えさせられることも多い。 近況を話しながら、負けてられないな~、私も私なりにがんばろう! という思いがあふれた。 帰り、地下鉄構内や駅のフォームを弾むように歩きながら、 masashiさんから分けてもらったエネルギーが 嬉しさのオーラとなって自分を包んでいるのを全身で感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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