【見た日:2022年(令和4年)4月23日(土)】
※ 公式HPより
久伊豆神社の手水舎は延宝三年(1675)に建てられたと伝えられるものですが、とりわけ注目されるのが「登竜門」の彫り物が施されていることです。
「龍門」は言うまでもなく中国黄河中流にある有名な険所であり、この急流を登ることができた鯉などの魚は龍になると古来伝えられており、日本でも「立身出世の関門」を意味する語として余りにも有名です。まさに龍に化身せんとする鯉の姿は参拝を前に手水を使う参詣者に相応しいものです。
※ 手水舎の登竜門
〈越谷久伊豆神社:埼玉県越谷市越ヶ谷1700〉