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カテゴリ:歴史同好会(その他)
【訪問日:2024年(令和6年)5月2日(木)】 ※ 公式HPより 世界遺産/国宝 富岡製糸場 革新しつづける、未来をつくる TOMIOKA –ism 遠くに雄大な浅間山をのぞみ、手前に妙義山の荒々しい奇岩がせまる風光明媚な地、富岡。昔から養蚕が盛んだったこの地に、明治5年、生糸輸出に近代国家建設への活路を見出した政府は、西洋の先進技術を導入して器械製糸のモデル工場を設立します。その一翼を担った工女たち。近代的な大工場で働くという女性の新しいライフスタイルの始まりでした。 民営化後、経営のバトンを引き継いだ人々は誇りと気概を持ち、ひたすら質の良い生糸を能率よく大量生産するために革新を続けます。 世界の絹文化へ多大な影響を与えた日本の製糸業。富岡製糸場はそのシンボルとして、その歴史と価値を語りかけます。 世界遺産となった富岡製糸場。世界の宝を後世へ引きつぐ大事な役割を、今のわたしたちは託されています。多くの来訪者に支えられながら、未来に向けた先人たちの活力を感じながら、そのチャレンジは続きます。 富岡製糸場は昭和62年(1987年)操業を停止した後、平成17年(2005年)7月に敷地が国の史跡に、そして翌年平成18年(2006年)7月には創業当初期の建造物が国の重要文化財に指定されました。重要文化財のうち繰糸所、東置繭所、西置繭所の3棟は平成26年(2014年)12月に国宝となりました。現在は富岡市が所有・管理を行っています。※ 国宝 東置繭所 2階に乾燥させた繭を貯蔵し、1階は事務所・作業場として使っていました。長さおよそ104mにもおよぶ巨大な繭倉庫です。来訪者を最初に迎える木骨煉瓦造の建物で、アーチ中央の要石には創業年「明治五年」が刻まれており、フォトスポットの一つになっています。建物の中にはシルクギャラリーやショップもございます。 ※ ガイドツアーに参加しました ※ 国宝 繰糸所 繭から糸を取る作業が行われていた建物です。長さ約140mの巨大な工場で、創設時にフランスから導入した金属製の繰糸器300釜が設置され、世界最大規模の器械製糸工場でした。小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作り出すことが出来ました。 ※ 国宝 西置繭所 創業時に東置繭所と対で建てられた繭倉庫。建物の歴史と価値を保存し、かつ積極的に公開活用するための保存整備工事を2020年に終了。1階には耐震補強用の鉄骨を活用したガラスの部屋が設けられ、資料展示室や多目的ホールなどが整備されました。ホールは様々なイベント開催に活用されています。 〈富岡製糸場(群馬県富岡市富岡60)〉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月07日 23時23分21秒
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