カテゴリ:古い本
フィクションというものはあんまり現実離れしすぎるとなんともそらぞらしくなるもののようです。この作者の前の作品を読んだときもそんな感じがありました。
夫に対する不満もなぜ15年も我慢してきたのか、経済的には自立しているのになぜ我慢するのかそれがなぜ爆発しようとするのか。病的な家庭環境はわかりますがそれに耐えて生活者として30年も生活すれば立派な健康人になってほしいもので、何時までも母が母がいうのは自分が不健康な印です。 高校のときの幼馴染のガールフレンドが自分の書いた偽手紙がモトで自殺したなんてのはほんとのことはどれくらいあるんでしょうか。きわめて少女小説的ですね。 前の小説につられて読んでみましたがあんまりお勧めしません。斉藤綾子のほうがましです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 6, 2006 12:33:28 PM
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