カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
大型連休中の舞浜をあとにしてから二週間後の土曜日。 私達はふたたび ホテルミラコスタの正面玄関へと戻ってきました。 車寄せで待ち受けてくださっていた元気なドアサービスキャストさんに荷物を預かっていただいのは10:30過ぎ頃。 到着する車の波も落ち着いて朝の慌ただしさもひと段落といった時間帯だったからでしょうか、こちらから何も告げないうちに ぜーんぶお任せしちゃってください!! といわんばかりの打てば響くような手際の良さで、その頼もしい笑顔に私は久しぶりに清々しい気持ちになりましたよ。 ロビーに足を踏み入れ仰ぎ見るのは、前回舞浜を去る時に見たのと同じ天井画。 あれからもう二週間も経ったとは。 月日が経つのは早いものです。 さて。 本日ホテルミラコスタにやってきた目的は 5月後半にある私の誕生日祝いのため。 物のプレゼントは何もいらないから… という 昨年同時期のディズニーランドホテル泊と同じような顛末を辿った結果です。 でも、 ――あれあれ~? それってたった二週間前に結婚記念日と一緒に祝いませんでしたっけ?? そうおっしゃる向きもあるでしょうが、あくまで前回のは「結婚記念日のお祝い(注:私にとっては)」。 きょうこそが正統単独「私の誕生日祝い」なのです。(!!) もともと私は自分の誕生日祝いに関しては頓着しない方で、最近までは夫の誕生日ばっかり毎年いっしょうけんめい祝ってきたのですけれど、数年前あたりから「スケジュールの都合がつけば(意訳:諸々予約などの手配が整えば)舞浜で祝っちゃってもバチ当たらないんじゃない?」となんとなく思うようになってきました。 きっとそれもこれも年齢が上がってきたせいなのかもしれません。(なんでも年齢のせいにして甘える中高年。) まあそんなわけで、誰からもどこからも異論は出ぬまま今日はホテルミラコスタにやってきたので、この週末はパークも行かずに好きな客室と好きなレストランを楽しみながらのんびり過ごそうと思います。 まずは手始めにリゾートラインに乗って話題の新エリア周辺の様子を見に行こうかな と、駐車場からロビーに戻ってきた夫と一緒にディズニーシーステーションへ向かい、フリー切符を購入。 カウントダウン表示をしているフォトロケーションも忘れずにカメラに収めました。 やってきたリゾートライナーに乗り込んでベイサイドステーションで降り、駅舎からグランドオープン間近のファンタジースプリングスホテルを眺めてみました。 目隠しの塀さえ取り払えばもう完成といった感じです。 時折、ホテルの車寄せまで続く長い坂を黒塗りの高級車が上っていく様子も見られ、ホテル前の路上にも多くの私服キャストさんの姿もあって、なにやら今日は大事なお客様向けのプレビューでも行われているのかなあ と思いましたよ。 こちらの屋根のあるあずまや風の施設はホテル専用のパークエントランス関連のものなのかな?と以前から思っていましたけれど… 駅から出て植栽越しに見てみたら「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングス・エントランス」という看板が設置されていたので、やっぱりそうなんだ と確信しました。 この屋根の下で入園前の保安検査を行うみたいですね。 もうちょっと見ていたかったのですが、昼食の予定があったのでこのあたりで一旦切り上げて 私達はホテルミラコスタへと向かいました。 PSを入れてあったベッラヴィスタラウンジ店頭に着いたのは11:30頃。 土曜にしては空いている店内を通り抜け 窓辺のテーブルまで案内していただき、夫の方はメインに大好物のポークがある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」を、私は「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース」をお願いすることにしました。 そしてお祝いなのでフランチャコルタのグラスも(今日はこのまま宿泊なので夫も)お願いして、乾杯することにしました。 以下、いつものようにお料理の記録です。 はじめに私の注文したスペシャルメニュー「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース」を簡単に。 前菜はスモークして炙った鰹にサラダ。 カツオの下のサラダはみょうがやタマネギ、フェンネルなど。 上にハーブとトマトを使ったソースをたっぷり添えて、トッピングはグリーンアスパラとフライドケール。 彩りきれいで味は爽やか、この時期おいしい鰹のタタキも たまにはこんなふうに使ってみてもいいなと思いました。 パスタは春らしい色あいのロングパスタ。 具材はたっぷりのサルシッチャとパセリに紫タマネギ、筍の一種など。 手前の若緑色のはそら豆のエスプーマです。 パスタはスパゲッティより太めの「スパゲットーニ」で、お肉たっぷりの上にそら豆のコクも加わっていたので 食いしん坊さんでも満足度高いんじゃないでしょうか。 メインはお魚の方にしました。 イサキと帆立貝柱のインパデッラ。 上のまあるいのがパン粉とハーブをまとった帆立貝柱です。 ソースはサフランで風味付けした白ワインソース、具材はマッシュルーム、アサリなど。 皮目パリッパリのイサキの下にはキャベツ、上には刻んだスナップエンドウやイタリアンパセリ、ラディッシュなどをトッピング。 酸味がきいていて見た目も春らしく、私の好きな「これぞベッラヴィスタラウンジのお魚料理」といった感じのお皿でした。 ここまでどのお皿もハーブや野菜がたっぷりで、ダッフィー達が遊ぶ「春の野の草むら」に見えなくもないといった見た目でなかなか楽しく、その上美味しくいただけたので良かったです。 デザートはタルトフランとジェラート盛り合わせ。 夫が食事前にキャストさんに「今日は妻の誕生日祝い」とかなんとか話したので、私のお皿には小さなバースデープレートもプラスされてやってきました。 ありがとうございます。 真ん中のカスタードタルトの上にはグレープフルーツ、卵に見立てたグレープフルーツジェラートとお花やイースターエッグを模った砂糖菓子などがのっていて、春のお花畑か大きな植木鉢のようです。 手前と左右の三方にはダッフィーのお友達クッキー・アンと同じ色のオレンジのバブル。 「クッキーアンちゃんのエッグハント」をテーマにしたデザートだそうですよ。 夫の選んだベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけ載せておきますね。 (6月末までの内容です。) 前菜は鶏のゼリー寄せとサラダ。 パスタは海老とトマトと長いも、オリーブ、ルッコラなどを使ったコンキリエ。 (こちら、ものすごーーーく美味しかったそうです。) メインは夫の大好きなポークのアッロースト。 (外れなし! とのこと。) デザートはメロンジェラートとメロン、アーモンドパンナコッタ。 こちらのコースも、どのお皿もお花畑のような野原のような盛り付けで春らしく きれいでしたよ。 (そしてとっても美味しそうでした。) お食事を終える頃になると キャストさんがテーブルにやってきて「お誕生日と伺ったので」とお店のカメラで記念写真を撮影してくださり、すぐにプリントして簡単なカードフレームに入れてプレゼントしてくださいました。 (ゲストからの申告制なのでしょうかね~) ベッラヴィスタラウンジでささやかながらも私の誕生日を祝っていただいたのって、たぶん20年ぶりくらいのことです。 20年前の時も同じような流れで写真をプレゼントしていただいたと思いますが、 …当時はアニバーサリー用のオプションプランもまだできる前で 確かポラロイドカメラでの撮影だったよね~… などと、夫と二人で過去を振り返って盛り上がってしまいましたよー 時は流れ、ほんとうに様々なものがどんどん変わっていきますね。 ベッラヴィスタラウンジでの小さな写真は良い記念になりましたし 遠く20年前の思い出に浸ることもできたので、今日ばかりはおしゃべりでお調子者の夫に感謝です。 キャストさん達にありがとうとさようならを言って、また来ますね とお店を出たのは13:30を過ぎた頃でした。 チェックインまではまだ一時間以上も時間があったので、私達はもう一度リゾートライナーに乗ってみようとホテルを出てディズニーシーステーションへ向かいました。 と、連絡通路の途中で。 「ああーっ! ファンタジースプリングス・ライナー!!」 行っちゃったー… 5月7日から運行を始めた「東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナー」、公式サイトですぐに調べると 今日はこのあとしばらくは走っているようでした。 なので駅で待ち受けて乗車してみました。 やってきたブルーの車両に乗り込むと、中には様々なお話のイラストと文章が。 こちらは「眠れる森の美女」。 車両ごとに描かれている物語が異なり、まるで走る絵本のようです。 こちらは「アナと雪の女王」。 「ポカホンタス」。 「ピーター・パン」。 「塔の上のラプンツェル」。 こちらはミッキーとミニー。 「ミッキーの巨人退治」でしょうか。 今度よく読んでみますね~ 窓にはファンタジースプリングスの綺麗なロゴ。 座席にも。 こちらの車両は来年の春(4月初め)まで運行するそうですよ。 おとぎ話を運ぶような車両に乗ってリゾート内を何周かした後、チェックインできる時間が近づいてきたのでそろそろ…と 私達はディズニーシーステーションで下車しました。 ホテルミラコスタへの連絡改札を通って通路に出ると、つつつー…っと駅を出ていくファンタジースプリングス・ライナー。 ゆっくりとカーブを曲がって去っていく車両の後ろ姿を見送った後、私達はホテルミラコスタへと向かいました。 (その2 に つづく・・・) ** ベッラヴィスタラウンジ の ”ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース ** ・カツオのセミクルード トマトとマジョラムのソース フェンネルと茗荷のインサラータ ・スパゲットーニ サルシッチャとソラマメ ・イサキと帆立貝のインパデッラ 浅蜊 サフラン香るマッシュルームのソース または 牛フィレ肉のビステッカ チャンボッタ カルチョフィのピュレ ・タルトフラン グレープフルーツジェラート ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年4月1日~6月30日 (6700) ** ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース ** (2024年4月1日~6月30日のメニュー) ・阿波尾鶏のアスピック オレンジとセロリのインサラータ サルサ・ヴェルデ ・コンキリエ シュリンプ 長芋 トマト ・イサキと帆立貝のインパデッラ 浅蜊 サフラン香るマッシュルームの ソース または ポークロインのアッロースト ポテトとローズマリー ホースラディッシュのクレマ ・アーモンドパンナ・コッタ メロンのジェラート ・コーヒー または 紅茶 (5200) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2024 01:55:08 PM
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