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「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

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June 29, 2024
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(…​前日​から続く)

目が覚めたのは5:40ころでした。

昨夜早く休んだだけあって気持ちよーく自然に起きることができたので すぐにベッドから出てさっそく窓辺に近づきホテルエントランスあたりの様子を見てみると、車寄せのあたりはまだとても静かで ちょっと見たところキャストさんの姿も殆どないようでした。



ファンタジースプリングスホテル ファンタジーシャトーはホテルミラコスタと同様、深夜0時から朝6時までの間は宿泊中ゲスト以外の入館を受け付けていないので、本日から滞在するゲスト(本日チェックインするゲスト)の到着も6:00を過ぎてから本格化するのかもしれません。



――さて、本日のディズニーシー(ファンタジースプリングスといえどもディズニーシーの一部ですからね)。
一般開園時刻は公式HPで発表されている時刻から45分繰り上がって「8:15」、ハッピーエントリーはそれよりも15分早い「8:00」になる と ディズニーホテル宿泊ゲストには前日のうちに告知されています。


今日現在 ディズニーシーにハッピーエントリーできるのは…

パークエントランスノース(ディズニーシーのメインエントランス側)からがホテルミラコスタ滞在二日目以降ゲストのみ、
ファンタジースプリングス・エントランスからがファンタジースプリングス・ホテル滞在二日目以降ゲストのみ、

…と限定されているので、私達と同じように本日「ファンタジースプリングス・エントランス」からハッピーエントリーを利用するのはファンタジーシャトー全419室に宿泊しているゲストのみ ということになります。
(お隣のラグジュアリー棟「グランドシャトー」ご宿泊中の皆さんは専用のエントランスから7:45に入園を開始するそうですからね~)

―― だったら宿泊客は最大に見積もって419室×4~5人 ってところだろうし、ゲストの多くが「ファンタジースプリングス・マジック(短い待ち時間で制限なくファンタジースプリングス内のアトラクションを利用できるパスポート)」を持っているだろうから急いで入園する必要もないだろうし、以前のパークエントランスノースからのハッピーエントリーほどは混雑しないんじゃないの?

…なーんてふうに考えて、今朝は7:30前にファンタジースプリングス・エントランスに行くことを私達は目標にしていたのでした。


なので出かける支度もきょうは比較的ゆっくり始めましたが(夫の方は6:30近くなって起床)、何せミラコスタ宿泊時と違って「窓の外が気になって景色を眺めてばかりいて余計な時間を取られる」ということがないので、7:00を過ぎる頃にはふたりともだいたい支度が整いました。

そして7:14頃、「宿泊証明書」と「ハッピーエントリー通行証」を手に部屋を出発。
7階エレベーターホールに向かいました。




ところでファンタジーシャトーは先ほども書いたように全419室(各室の定員は大人4~5人)ですが、その部屋数に対してエレベーターの数は4基です。
全502室(定員大人2~4名)に対して6基のエレベーターを有しているホテルミラコスタに比べると、宿泊定員数に対するエレベーターの数がやや少ないような気がしないでもありません。

しかもこちらのホテル、小さいけれど9階建て。
エレベーターに乗れるまでにもけっこう時間がかかり、3階まで下りてホテルの正面玄関を出るまでには6~7分かかりました。

正面玄関を出てからはファンタジースプリングス・エントランス近くまで下りるエレベーターを利用することも可能ですが、この時間帯はどう考えてもベビーカーや車いすが優先だろう ということで、私達は外階段を歩いて下りパークエントランス方面へ。



上から下を眺めると並んでいらっしゃる方がたくさん見えてちょっと驚きますけれど、階段の下あたりに並んでいらっしゃるのはハッピーエントリー利用者ではなく本日の一般開園時刻からの入園を希望する皆さんでした。
滞在一日目にパークに入園する場合はこちらの列に並んで開園時刻を待つわけですね~


で、ハッピーエントリーを利用する場合は階段を下りて左手側に待機列の最後尾があるということで、この時間はホテルキャストさんも多数いらして案内をしてくださっていました。



私達がこちらの列の最後尾についたのは7:23頃。
部屋を出てから約9分後でした。


この時間 列の前方では既に保安検査が始まっており、立ち止まることなくどんどん前進して5分ほどで検査場に到達。
検査を通過してあずまや内の「ファンタジースプリングス・エントランス」ゲート前のエリアに入ることができたのは7:30頃で、結局 部屋を出てからここまでにかかった時間は16分ほどでした。




その後、7:50頃にゲート前の金属扉が開けられて少し前進。

と同時に 列の前の方で歓声があがったのでいっしょうけんめい背伸びしてみると、入園ゲートの前のパーク内にはアナとエルサが姿を見せてウェルカムグリーティングが行われているようだ ということが判りました。
(グランドシャトー宿泊ゲストはこの時点で既に入園しているので、その方たちに向けて朝のご挨拶をしているのでしょうかね~ )


そして8:00、入園ゲートがオープン。
入園待ち列の中でも真ん中より後方にいたと思われる私達も、8:04にはファンタジースプリングス内に入ることができました。


ゲートを抜けて  この場所はいったいホテル建物のどこにあたるのかしら? と振り返り見上げると グランドシャトーの建物がどどーん。



ファンタジースプリングスエントランスのゲートはグランドシャトー専用レストランの真下にあったんですね。

ゲート前のエリアは特に ひらけている広場 という感じではないので、ディズニーシーのメインの入園ゲートを通ってアクアスフィアの前に出た時やミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーに出た時のような「やったー!パークに来たぞー!」というわかりやすい爽快感はあまりなく、 ここから先は伝説の森だ これから何が始まるんだろう という穏やかな興奮を覚える感じです。

紙の地図も持たず 明確なスケジュールも組まずに今朝ここに来てしまった私達は、とりあえずふたりして立ち止まり 森の入口あたりを眺め渡しました。

  
ホテル建物からほど近い場所には 通路を挟んだところにディズニーキャラクター達の石像を抱いた泉――というか滝というか噴水というか… とにかく水辺がいくつか点在していて、入園した皆さんはまず最初にお気に入りの泉の前に行って思い思いに写真を撮っていらっしゃるようでした。



アリエルやシンデレラやいろいろ…



これらの泉の前に時折現れるというプリンセス達を待っているふうのゲストも、朝一番から既に何名かいらっしゃったようでしたよ。


公式アプリの地図を眺めて「ゲートを通ってパーク内に出たら、左方向に進めばアナとエルサの世界、右方向に進めばピーターパンの世界」となんとなく把握していた私達は、左側の森の向こうに頭をのぞかせている雪山を目指そうかとも一瞬思いましたが…



なんだかとても混雑するらしいとの噂を耳にしていたショップ「ファンタジースプリングス・ギフト」が気になったので、ゲートの右手にあるそのお店の様子をチェックしつつ 今朝はまず右方向の「ピーターパンのネバーランド」エリアを目指すことにしました。



9:00開店と公式に告知されていた「ファンタジースプリングス・ギフト」ですが、お店の前に行くとこの時間(8:07頃)既にオープンしているようでした。

中を覗いてみるとまだゲストの姿は殆どなくて この調子なら午前中の早い時間であれば大混雑にもならないだろう と判断した私達は先にアトラクションに行くことに。


道なりに森の中を歩いて交差点のようなところを右に曲がって「ピーターパンのネバーランド」エリアに入り、背中に羽のあるキャストさん達が入口を守っている「フェアリーティンカーベルのビジーバギー」にまず行ってみることにしました。



この時8:08くらいだったのですが 妖精キャストさんによれば「アトラクションが動き始めるのはパーク開園時刻の8:15からです」とのこと。

…でも乗り場前のエリアまではもういつでも入場できますよ~ とのことでしたので、私達は入口脇のベンチでファンタジースプリングス内レストランのモバイルオーダーなどを済ませてからキャストさんにパスポートを提示して入場しました。


入っていくと…
ここはネバーランド、ピクシーホロウの「ティンカーベルの棲み家」のようです。
大きな草花やキノコ。
私達もティンカーベルサイズになっちゃった?



ティンカーベルはここピクシーホロウで荷物配送業を営んでいるらしく(なんか今風ですね!)、配達用のバギーを考案し製造する過程も大きな葉っぱにメモされています。



可愛らしい妖精の小径を眺めながらゆっくり歩いて行くと、荷物配送所(アトラクション乗り場)に到着。



ここに入る手前で、キャストさんがひとりひとりのパスポートをチェックして「ファンタジースプリングス・マジック」所有者にはリストバンドを装着してくださいましたよ。
(ファンタジースプリングス内アトラクションの優先エントランスを利用する際には パスポートの提示に加えてこのリストバンドのチェックもされるそうです。)

乗り場のあちこちには荷物配送に関わる様々な物があってこちらも可愛らしい。
これ↓はバギーに乗るティンカーベルとピーターパン?



荷物配送のコース地図(アトラクションのコース案内絵地図)もありましたよ、



ここはピクシーホロウだから、絵の中に登場するのもみんな妖精さん。
羽が生えてます。




こんなにゆっくりアトラクション内を眺めて歩いて写真を撮ったりできるのも、ハッピーエントリーならでは です。

一般ゲストが入場してきたらアトラクションもきっと一気に混んできて、待ち列も人でギチギチになってしまって のん気にカメラ構えたりできないでしょうからね~
このアトラクションに最初に来て良かったなあ と思いました。


8:15にアトラクションが動き始めてからは5分ほどで順番がやってきました。
(このアトラクション、コースには一台ずつしか出られないうえ4人乗りなので 待ち列の進みはたいへんゆっくりです。)

コースに出てすぐにティンカーベルの説明を受け、まず荷物を届けに向かった先はピクシーホロウの「夏」。
出迎えてくれたのは大きなヒマワリです。



そして次は「秋」の世界へ。



「冬」。



最後に「春」が巡ってきて配送のお仕事は無事終了。



バギーに乗って屋外のコースを巡っていた時間はおそらく2分弱くらい?
それでも、とても可愛らしく楽しく 小さなお子さんでも楽しめそうな良いアトラクションでした。



わたし、これ好きかも!



ティンクの配送所を出た後は、迷子(ロストキッズ)たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の前を通り過ぎてさらにネバーランドの奥へ。



5月にマゼランズに伺った際​、ピーターパンのネバーランドをテーマにしたコースをいただいたのですが、その中のお魚料理をキャストさんが 「ルックアウト・クックアウト」の建物をイメージした と説明してくださったので、実物を見るのを楽しみにしていました。

なるほど、あのとびきり美味しかった「鱧と茄子のミルフィーユ仕立て」は 子供たちがあちこちで拾い集めて来たもので作った建物 というこの風情を表現していたのですねえ。
よーくわかりましたよ~
さまざまな分野で東京ディズニーリゾートに関わっていらっしゃる皆さんの想像力に あらためて感心しました。



さて 次に行った先は、ネバーランドエリアにあるもう一つのアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」。



こちらのアトラクションについては、私はSNSのタイムラインに流れてくる数々の感嘆のつぶやきの他には何も識らず、「なんだかすごいらしい」という予備知識しかないのですけれど、はて どんな感じなのでしょうか。


アトラクションの中に入ったのはたぶん8:25くらいだったと思うのですが、かなり前評判の高そうなアトラクションにもかかわらず 待ち時間はほぼ無し。

周りをキョロキョロ見ながらゆっくり歩いて乗り場手前の3Dメガネ(!! こんなのかけるアトラクションだなんて知らなかったよ!! と夫)受け取り場所まで進み、そのまま小さな木造の船(?)に乗れてしまいました。



そしてピーターパンと一緒にネバーランドへ出発!

あとは、もう。
最初から最後までピーターの行動力に「びっくり」の連続で、トラブルを解決してロンドンに戻るまであっという間でした。


ただこのアトラクション ひとつだけ注意してさしあげるならば「健康状態の良い方にのみおすすめできる」ということ。
(楽しむことができる人が限定されることを皆さん事前にご存じなので 朝一にもかかわらずあまりゲストがいなかったのかもしれないな と思いました。)
健康状態に問題がなくても、食事した直後や疲れている時は避けた方が良いかもしれません。
飲酒した後などはもってのほかです。

それほどにある意味いろいろな面で「ハード」なアトラクションですが、目を見張るような最新の技術がふんだんに使われているので 未来ある若い方々にはぜひぜひ一度は体験していただきたい。
若くて 心が柔らかくて 身体の機能も衰えていないうちに、ぜひこの未知の世界に触れていただきたい。

そう強く思いましたよ。





ピーターパンから出た後は、フック船長の乗る海賊船が停泊する入り江へ。



海賊船にもドクロ岩にも実際に入れるようでしたが、この時間(8:37くらい)にはこの場所で遊んでいる方はかなり少なかったです。
自由に写真を撮ったり中で遊んだりするなら開園直後の早めの時間が良さそうですね。



その後私達は  9時になる前にもうひとつくらいアトラクションに行けるんじゃないか と欲を出し、入り江の縁の小径を通り抜けて アナとエルサの暮らす「フローズンキングダム」方面へ。



ふと道の先に目をやると 森の中で迷わないようにね! というかのように、小さなピーターパンが私達をアレンデールの町まで導いてくれていました。




その2​ に つづく・・・)


◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

利用なさってみてください。

◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇





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Last updated  July 28, 2024 11:58:10 PM
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