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「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

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October 13, 2024
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(…​その3​から続く)

エレベーターを降りてホテルの車寄せ脇を通り、チェックイン開始前とあってまだ静かで落ち着いた様子のエントランスから階段を下りて、ファンタジースプリングスホテルを象徴するような美しいラウンジ「グランパラディ・ラウンジ」の店頭に出向いたのは お約束の時間ほぼぴったりでした。




こちらのお店に入店するための予約が取れたのはほんの数日前、いよいよ今週末に出かける という段になってのことです。

来年1月のお正月明け頃からは予約が無くとも入店できるようになるそうですが 確実に入店するためには今はまだ予約購入サイトからのプライオリティーシーティング取得が必要で その取得さえもなかなか難しいらしい ときいていたので、当初は今回の滞在中にこちらのお店にお邪魔することなど全く考えになかったのですが。
ある夜、宿泊予約事項(レストラン予約時刻など)のおさらいをつらつらとしていたらうまい具合にチェックイン前に伺える時間帯とチェックアウト後に伺える時間帯に空きを見つけたので、慌ててバタバタと予約を入れて今日こうしてここにやってきたというわけです。


利用が宿泊者に限られていてその上プライオリティーシーティング対応のお店となれば 公式情報以外の巷の情報も少なく、このお店が「ティーラウンジらしい」ということ以外よく知らないままに来たのでやや緊張気味で名前を告げると、すぐに目の前に現れたキャストさんは親しみやすさと礼儀正しさを兼ね備えたディズニーホテルらしさをもって席まで案内してくださったので なんだか安心しましたよ。


明るくて天井の高い 不思議な空間をふわふわと歩いて、着いたのはこんな場所。



特徴的な形の窓からパーク内の森を望むことができ、水を操る魔法使いの弟子ミッキーの姿も見ることのできる窓辺のテーブルでした。


そしてキャストさんが差し出したメニューは、この見目麗しさ。



なんだこれー! こんな綺麗なメニュー 舞浜では見たことない…
そう思って手に取って開けてみると、表紙の内側もまたまたきれい。
お花が咲いています。



6月下旬に初めてこのホテルに足を踏み入れた時、館内に植物のモチーフがあふれかえっているのを見て 
――このホテルって、ある日突然 花や樹木みたいに地面から生えてできたんじゃないのー?
このホテル自体がもしや 植物そのもの なんじゃないのー???
… なーんて 私はひとりでおとぎ話のような妄想を繰り広げて舞い上がっていたのですが、その独自の「ファンタジースプリングスホテル『実は植物』説」が 私の中でますます確固たるものになりそうです。


メニューの美しさに感心しているとキャストさんが小さなカップに試飲用の紅茶を入れて持ってきてくださったので(アップルクランブルティーという季節のおすすめ紅茶でした)、それをいただきながら私達は注文する品を決めようと話し合いを始めました。




ところで ひとつよくわからない点があるのですけれど。
宿泊予約特典を付ける際にこちらのお店の予約枠は表記が違うものが二種類あって、私達は今日は店名のみの枠、明日のチェックアウト後は店名のあとに(デザート)とついている枠の予約が取れているのですけれど…
きょうは私達、いったい何を注文したらいいのでしょうか?

すると キャストさんがおっしゃるには
「デザート と但し書きがある方は『デザートセット』だけは必ずご注文いただくというご予約(ほかの物も追加注文可能)、何も但し書きが無い方はそのデザートセット以外なら何でもご注文いただけるご予約です(ただし時間によって品切れもあり)」
とのことでした。


なので、今日のところは 私はデザートセット以外から「シーズナルケーキセット(現在はモンブラン)」をお茶はダージリンスプリングタイムにして、夫はお食事メニューから「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」にコーヒーを追加してお願いすることに決め、あとは注文した品がテーブルに届くまで美しい店内を仰ぎ見ながらしばらく時間を過ごすこととなりました。

(目の前にある柱にも植物があしらわれていました)


(天井にはミッキーも潜んでいるそうです)




やがて まずやってきたのは夫の注文した「ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ」。



トーストしてある大きめのスライスバゲットの上に彩りの良い具材がたっぷりとのせてあります。
具材はツナのコンフィとセミドライトマトの他、じゃがいもやブロッコリー、ラディッシュ、ハーブやエディブルフラワーや小さな葉物野菜。
お野菜がまるで草木が生えているように盛り付けられ サラダや紫キャベツのピクルスもこんもりと山盛りにして添えてあるので、お皿全体がまるで森の中の花咲き乱れる小山のようです。
目の前の窓から見える景色のようだなあ って、ちょっと思いました。

土台となるバゲットにはあらかじめ切れ目が入れてあって三分割できるようになっていたので、私も一切れいただきましたけれど、大変美味しかったです。
いつか機会があればまたこれを目当てに昼食に伺っても良いなあ と思うほどでした。



※こちらのお店のナプキンは美しい藤色でした。


少し遅れてやってきたシーズナルケーキセットの「モンブラン」。



たった今 栗のペーストを絞り出して形造ったとのことで、非常にデリケートなデザートでした。
土台は底部分以外は少量のクリームのみで 栗の割合がとても高いモンブラン、幸福度の高いモンブランです。
「もう当分モンブランは食べなくてもいい(これ以上に素晴らしいものにはなかなか出会えないだろうから)」と心底思いました。
(夫にもひと口分けてあげたら大変気に入ったようで、もうひとつこれを追加で頼もうかと悩んだ末 思いとどまっていましたよ。)



メモ:本日のグランパラディ・ラウンジ
・ツナのコンフィとセミドライトマトのタルティーヌ サラダ・スープ付き 2800円
(ドリンク別)
・シーズナルケーキセット 紅茶またはコーヒー付き 3000円 
(現在はモンブラン 近々内容変更予定)




チェックイン前にちょっとお茶飲むくらいのつもりで訪れたのに(「ラウンジ」だものね) そのあまりの快適さに長居をしてしまい、席を立ったのは15:00。

グランパラディ・ラウンジから階段を上ってファンタジーシャトー・ラウンジへ出ると、レセプション前には既にチェックインの順番を待つゲストの列ができていました。

この時間、私達の前に並んでいらしたのは5~6組ほど。
10分足らずで順番がやってきて手続きもスムーズに終わり(初めて宿泊した時のチェックインの際にとても「びっくり!」したキャストさんの例の決め言葉のご挨拶は今回はありませんでした)、エレベーターに乗って6階に上がり 15:20過ぎにはローズコートサイドに位置する客室に入ることができました。





さて。
本日私達が予約していたのは「ローズコートサイド スーペリア・アルコーブルーム(パークビュー)」というお部屋です。

「ローズコートサイド」を利用するのも初めてだけれど、アルコーブのあるお部屋というのも実は私達はこれが初めてなので いったいどんなお部屋なのだろうかと大変楽しみにしていました。
(東京ディズニーランドホテルにはこのアルコーブ付きのお部屋がたくさんあるそうですが、今まで宿泊する機会がありませんでした。)

部屋の中に足を踏み入れると、客室の内装は​前回宿泊したホテルエントランスサイドの客室と大きな違いはないようでしたが。



部屋の奥まで進んでみると、前回泊まったスーペリアルームではソファーが置かれていたあたりの壁がくぼんでいて ベッドのようになっていました。



ほほう。
こちらが「アルコーブ」ですか。
ベッドとしてもソファーとしても使えそう。
壁には まるでラプンツェルが描いたのか と思われるような弾むように楽しい絵も描かれています。



そんなに高さが無いので小さなお子さんがお休みになるベッドとしても安全に使えそうです。
私達のような大人二人連れにとっては荷物を置くのにも良さそう、ここで荷物を広げれば部屋の中が散らからずに済むので便利ですね。


そして、前回の宿泊の際には気付かなかった内装のキャラクター要素も今回は忘れずにチェック。

壁に浮かび上がっている「バンビ」の一場面。



ベッドのヘッドボードの植物の中に隠れているという…



カメレオンの「パスカル」も無事発見しました。



バンビもパスカルも 私達の後でこちらのホテルに宿泊した別々の知人から教えてもらってその存在を知り、「次に行ったら絶対この目で見てこよう」と思っていたので 見られて良かったです。

(こちらは前回から気づいていたクローゼットのラプンツェル)




部屋の様子を確認した後は、シフォンのカーテンを開けて窓から外を眺めました。



おお。
プロメテウス火山が見える。



真下には、部屋の名前通り「ローズコート」が見えています。



一応「パークビュー」というカテゴリーを予約したものの、
「ローズコートサイドの部屋ってちょっと奥まっててパークからずいぶん距離があるんでしょ?パークなんて見えるの?」
…と やや懐疑的だったのですが、確かに距離はあるものの、ディズニーシーのパークの特徴的な建物などはちゃんと見えました。
(疑ってごめんなさい。)



左から、レイジングスピリッツ、プロメテウス火山(その陰に隠れるようにタワーオブテラーもちらっと見えています)、SSコロンビア号の煙突、ネバーランドのスリルム山、インディージョーンズの神殿、ニモ&フレンズ・シーライダー…などなど。

手前のローズコートの存在感が強烈なのでついついそちらに目が行ってしまいがちだけど、確かにパークビューではありますね!


それからもうひとつ パーク側のお部屋ならでは の 素敵なことが。
こちらのお部屋、窓を開けるとファンタジースプリングスのパーク音楽がきこえてくるのです。

前回ホテルエントランスサイドのお部屋に泊まった時も運よくプロメテウス火山やスリルム山を窓から見ることができて私は飛び上がるほど喜んだのですが、パークのBGMをきくことまではできませんでしたからね~
パークの景色を眺めながらファンタジースプリングスの音楽をきくことができるなんて、このホテルの中でもパーク側のお部屋だけのささやかな特権だなあ って思いましたよ。







室内の様子と窓からの景色をしっかり記録した後は、30度近い高気温の中で過ごして少々疲れた身体を休め シャワーを浴びて体制を立て直しました。


そうして、夕方から夜にかけてのファンタジースプリングスを楽しんで軽い夕食を調達するために、私達は部屋を出て 再び「ファンタジースプリングス・エントランス」へと向かいました。

16:30過ぎのことでした。








(​その5​ に つづく・・・)


◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

利用なさってみてください。

◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇





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Last updated  October 30, 2024 04:46:25 PM
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