伊賀市阿保 八鉢道
阿保西部の太神宮常夜灯の西横にある初瀬街道阿保宿の道標「八鉢道」の道標「一光三尊如来道」左脇に「是より南四十丁」4,3632km裏に「兼行法師塚是より四十六丁」と刻まれている。常夜灯は市教委出典によると昭和46に道路整備のため移設、電気点灯(竿正面)「大神宮」猫脚 江戸中期、庶民の間に神宮参拝が盛行し、常夜灯建立の習俗を生み出した→信者が常夜灯講を組織し、講員が出資して常夜灯を建立し、輪番で灯明を点じ、神宮を遥拝したとあります。初瀬街道は現在の松阪市六軒から青山峠を越え、名張を経て奈良県の初瀬(長谷)へと至る街道です。青山中学校裏の舟形地蔵光背型道標地蔵の上に梵字 右側に「右愛宕山」左側に「左にょらい道三十二丁」(3,49km)1km程近づいたことになるます。「八鉢道」は阿保から老川への極楽寺を結ぶみちで本尊に因み「にょらい道」とも呼ばれました。延命地蔵 県道沿い地蔵上に梵字「右かわかみみち」「左にょらい道二十□丁」2,4km地蔵道標 旧道種生山立分校梵字「右たなをみち」「左にょらい道二十丁」2,18km老川旧道道標梵字「右にょらい道十四丁」約1.53km 「左ふくかわハワみち」これらの舟形地蔵光背型の道標は同時期(天明期1785年)に、同じ施主により建立されたと考えられる。老川バス停の道標「日本三躰如来」同じ老川バス停の道標左側に「左老川如来道是ヨリ四十丁」(4,36km)と刻まれている初瀬街道、常夜灯横の道標と同じ距離なのは八鉢道の始まりの地から移設されたからですが実際は一番近くになり十二丁1,3km程の所にあります。ここが老川如来、極楽寺 本尊が黄金秘仏の如来とされていて60年に一度開帳されます。極楽寺の如来ですので阿弥陀如来です。その始まりを善光寺尊仏に由来するという伝説で裏菊紋を許されている。