掲載していたプリントは、削除いたしました。
>「中学受験のお母さん集まれ」は、2チャンネルではありません。
>このようなプリントを、このテーマで出す意味を理解しかねます。
といった声をいただき、削除するという判断をいたしました。
5年ほど前からサイトを始め、かつて自分がマスコミにいたこともあり、当初はニュースサイトとして記事を書いておりました。自分としては、ニュースはマスコミの報道だけでなく、さまざまな情報を自分で集めて、それを見て判断しないと、マスコミの誘導する方向にしか物事を見られなくなる、という考えの一環としてのことで、自分がつかんだ情報を公開していました。実際に、あのプリントからは、ニュースで報道されている姿とは少し違う見方を得られると思ったからです。
ですが、楽天内のコミュニティでそれをするのは、不謹慎だったと思います。楽天のコミュニティの特性を理解せず、ご迷惑をかけたことをお詫びいたします。
塾で、講師が生徒を刺殺するという事件が起きました。
塾で子供を教える者として、決して他人事ではありません。
ましてや、犯人の萩野裕は、ぼくと同じ大学です。
同志社という日本でもまれな美しい建学精神を持つ大学から、このような事件が起きてしまったことに、いち出身者として情けない。
さらにいうと、この事件が起きた「京進」というのは京都では大手の進学塾で、ぼくは大学時代ここでバイトしていたこともあった。
ぼくがバイトしてたのは京進の中の家庭教師を派遣する部門の京進プリバータというところで、直接は関係ないのだけれども、それでもやはり、他人事とは思えないくらいに、萩野裕について考えた。
自分の思い通りにならないことがあったときに、人はそれを解決するための手段として、ときに暴力的な手段をとることがある。
それは直接的な暴力かも知れないし、言葉の暴力かも知れない。
しかし人はマナーによって、あるいは法律によって、「してはいけないこと」の範囲を規定され、そのように馴らされている。
それが破綻するのは、感情が個人の臨界点を越えて、振り切れてしまったときだ。自我の範囲では処理できないほど巨大な感情を抱えてしまったとき、自分の許容範囲を越えてしまった感情は、自分の内側から外側へとあふれだす。それはまるで、臨界点を越えて放射能が漏れだした原子力発電所のように、周囲にどす黒い感情は垂れ流される。
萩野裕は、自分の内側に巣くったゆがんだ思いを、内側にとどめておくことができないほどに膨張して、それを被害者へと向けるしか、自己を保つすべがなくなってしまったのだろう。
ぼくが彼に何か言葉をかけるとしたら、「それなら塾講師なんてやめてしまえ。ほかに自分の生きる道なんていくらでもあるし、お前にひとりの人間の人生を閉じる権利なんてない。そんな感情、ためないで、忘れてしまえ」
しかし、今となっては、ぼくが彼にかける言葉は「ばかやろう」の一語だけだ。
時は戻らない。命は甦らない。
女児の気持ちを思うと、身震いがする。
カギのしめられた部屋で、刃物を持った大人に追い回される最期の数分間の恐怖。
それは、どれほどのものであったのか、想像できない。
安らかに眠ってくださいとしか、それしか言えない。
ぼくが塾講師を仕事にしているのは、それが人の人生に何らかの影響を与えて、その結果、自分が誰かの役に立っているという実感を持ちたいからだ。
奉仕の精神、などと自己陶酔的な言葉をつかうのは面はゆいが、つまりはそういうことだ。
たとえ学生のアルバイトにしろ、生徒のために自分のなにものかを犠牲にするような覚悟のない者は、塾講師なんてやめたほうがいい。
たいして儲かりもしない、社会的な評価も低い、それでもこの仕事を選ぶのは、何のためか。
少なくとも、ぼくにとっては、自分のためではない。
自分のためではない。個別の、そして総体としての生徒のためにぼくはこの仕事をしているつもりだ。
最近、学校や通学路などで小さな子供の命が狙われる事件が相継いでいる。
自分の中の怒りや鬱屈、破壊への衝動をおさない児童に叩きつけて、彼らの未来を奪う事件を見るたびに、虚脱感と怒りがぼくの中に起こる。
彼らは、もの言わぬ存在かも知れない。自分の思うままに命を奪ってしまえるようなか弱い存在かも知れない。
しかし、彼らのか弱さは、彼らがこれから将来、たくさんのことを学んで、多くのことを経験してゆくことの証明だ。
彼らが力を持たないのは、これから力をつけてゆくから。
彼らが言葉を持たないのは、これから世界を知るから。
その将来を閉ざして、自分の身勝手な感情で人の人生を壊してしまっていいなどということは、絶対にない。
萩野裕に同情する部分は、少しもない。
ただ、悲しいだけだ。
世界はしずかに狂っている。
★【京都府宇治市の学習塾刺殺事件関連】
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●塾講師、小6女児刺殺の疑い 包丁とハンマー用意 京都
10日午前9時ごろ、京都府宇治市神明石塚の学習塾「京進宇治神明校」から「生徒を刺した」と110番通報があった。宇治署員が駆けつけると、同市立神明小学校6年、紗也乃(さやの)さん(12)が首や胸を数カ所刺されて倒れており、病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。府警は現場にいた同塾アルバイト講師の同志社大学生、萩野裕(はぎの・ゆう)容疑者(23)が刺したことを認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて調べている。萩野容疑者は包丁2本とハンマーを用意していたといい、紗也乃さんに対して以前から快く思っていなかったという趣旨の供述をしていることから、府警は計画的な犯行とみている。
調べによると、紗也乃さんは塾の教室内で刺された。他の塾職員が異常に気付いて教室に行くと内側から施錠されており、ドアをたたくと手を血まみれにした萩野容疑者が出てきたという。府警は萩野容疑者が紗也乃さんを教室に閉じこめ、逃げまどうところを刺したとみている。
教室内は机が散乱し、床に血が落ちていた。萩野容疑者が使った出刃包丁(刃渡り17センチ)などが教室にあり、押収した。
各教室には防犯カメラが設置され、事務室でモニターが見られるようになっていたが、紗也乃さんが刺された教室だけモニターの配線が切断されていたといい、府警は萩野容疑者が事件の発覚を遅らせようと細工した疑いがあるとみている。
調べに対し、萩野容疑者は「口論になって刺した」と供述しているといい、詳しい動機を調べている。萩野容疑者は自分の携帯電話で自ら110番通報したという。
「京進」(本社・京都市下京区)によると、萩野容疑者を03年11月にアルバイト講師として採用。小学生に国語を、中学生に英語を教えていた。紗也乃さんは塾に対し萩野容疑者の授業を受けたくないと伝え、今月から国語の授業を受けていなかった。
宇治神明校ではこの日午前9時から塾生を対象にテストを予定。児童十数人が集まっていた教室に萩野容疑者が姿を現し、「国語に関するアンケートを取りたい」と言って児童を別の教室に移動させた。国語をとっていなかったため教室に1人だけ残った紗也乃さんを刺したらしい。
京都府警によると、萩野容疑者は01年4月に同志社大に入学。03年6月、同大図書館で女子学生のかばんから財布を盗み、見とがめた警備員を殴って負傷させたとして強盗致傷容疑で現行犯逮捕された。
同志社ナビで調べたら、萩野裕の窃盗事件に関する書き込みを発見しました。
新窃盗事件IN今出川図書館
・ 塾での凶行、いったい何が 京都の小6女児刺殺
・ 塾の講師がなぜ 以前激怒「なんで約束破る」
・ まさか学習塾で…明るく活発な紗也乃さん、なぜ犠牲
・ 小6女児刺殺の同志社大生は前科があった
・ 容疑者の塾講師 03年に逮捕歴
・ 同志社大生、教室に鍵を掛け2人きり/B>
・ 小6女児、塾で刺殺される…23歳講師を逮捕
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・ 23歳講師、塾で小6女児を刺殺「口論となって…」
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