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カテゴリ:塾
塾の先生をしていて、もうなんつーか。
いろいろ生徒がいったい何考えてんのかわからないときもある。 いきなり「もじょぱーん!」とか言ってなぐってくる小学生。 とつぜん「先生、マーガリンとカタツムリどっちがいい?」とかわけのわからないことをきいてくる女子。 なんの心理テストだ、と思っても、その結果は決して教えてくれないのである。 部活やらテレビやらマンガやらに忙しい彼らだが、共通して興味があるもの。 それは、身長。 ためしに、小学生のO君にインタビューをしてみると・・・ 益「いま何センチ?」 O「うーん、140センチ」 益「まじで!」 O「えっとね、136センチ」 益「一気にかわったな」 O「だって、それくらい欲しいじゃん」 益「やっぱり身長高いほうがいい?」 O「そうだよ」 益「何センチくらい欲しいの?」 O「170は欲しい」 益「180はいらないの?」 O「もらっとく」 益「190は?」 O「びみょー」 益「でかいのは、いや?」 O「それよりデブがいや。先生やせなよ」 益「益ちゃんぱーんち!」 o( ̄ー ̄)○☆パンチ! 一方、女子。 中学生のMさんにインタビューしてみると、 益「身長何センチ?」 M「152かな」 益「何センチが理想なの?」 M「165かなぁ、でも163くらいでもいいかも」 益「その2センチはなんなのさ」 M「だって、かわいいじゃん」 益「かわいいんかい」 M「170だと、でかいってかんじだし、165でも、ちょっとでかいじゃん」 益「ちょうどいいのがいいのか」 M「だから、163だよ」 益「あんまり大きいのはいやなのね」 M「うん、ぜったいいや」 益「2センチとか、あんま変わんないだろ」 M「それがかわいいの」 益「わっけわからん」 M「先生はさー、やせないと彼女できないよ」 益「益ちゃんきーっく!」 トリャア≡(:D)┿━<☆(/+O+)/ウワア とまぁ、そんな感じではなかろうか。 男子は、180センチあったらいいんだけど、とりあえず170は欲しい。 女子は、170だと大きすぎて、165くらいがいい。 現実のところ、中学生だと男子で165くらい、女子で150くらいというのが多いので、それよりももうちょっとあったらいいかな、というところかもしれない。 おれは、身長に関してはまぁ平均的なところなので、そんなにどうこうってのはない。 ただ、ひとつだけ「なんじゃこりゃ」なことがある。 高校のころ、身長が168センチあって、サバを読んで170とか言ってたのだが、30になった現在、どう考えてもそれより縮んでるという事実だ。 いまは、おそらく166くらいなのではなかろうか。 いま、165と書かずに、166と書いてしまったちっぽけな自分が、ちょっと好きw でもさぁ、身長とか体重とか、どうでもいいじゃねーかというのが、正直なところだ。 おれは、以前彼女がいた頃(そういうころもあったの!) 「デブでもいーじゃん」と言って、 「やだそれ」と言われたことがある。 自分のことではない。 その頃、私は体重65キロくらいだったので、デブではなかったのだった。 彼女が、どう見ても体重50キロないくらいで、やせているのに、「また太っちゃった~」などといっているのをきいて、「デブでもいーじゃん」と発言したのだ。 「でも、デブじゃ嫌でしょ」 「いやいや、こう考えてみよう」 おれは、奇妙な理屈をこねくりまわす、ひねくれ大王だったのであった。 「だってさ、おれは君のことが好きなんだよ」 「はいはい」 「まぁ、それを仮に牛肉としよう」 「なんで私が牛肉なのよ」 「まぁまぁ、仮定の話」 「で?」 「おれは、ステーキが150グラムよりも、300グラムのほうが嬉しいのだよ」 「ふーん」 「だから、自分の好きなものがたくさんあったら、嬉しいじゃないか」 「ステーキなんて150グラムでいいわよ。そんな食べたら太るよ」 「じゃあ、お金でもいいよ。財布の中に千円しかないのと、一万円あるのじゃあ、一万円あったほうがいいだろ」 「それはそうだけど」 「だから、そういうことだよ」 「え? なに?」 と、そこでおれは結論を出すのだ。 「だから、おれは自分の好きなきみというものが、この世にたくさんあったほうが嬉しいわけだろ」 「はいはい、それはわかったわよ」 「だから、ダイエットとかしてやせたら、自分の好きなものが減っちゃうんだよ」 「いや、それは・・・」 「そんなもん、目の前のステーキがいきなり半分サイズになったみたいなもんで、悲しいじゃん」 「それはちがうんじゃあ・・・」 「おれを見てみろ。びっくりドンキーのハンバーグのように増量してるぞ」 「いま何キロあんの?」 「それは、言えない」 たくさんあったほうがいいじゃないか! ワンパクでもいい、たくましく育て。 デブっていてもいい、元気が一番。 そんなことを言っていたら、気がついたらひとりぼっちだったのだった。 ( p_q)エ-ン ●カネヨシ伝説 この日記でも、折に触れて紹介している男。 我が友人、我が悪友。 カネヨシである。 「なぁ、カネヨシ、失楽園って知ってる?」 「あぁ、知ってるよ」 ヤツは言った。 「あそこ最近いってねえな、あの焼肉屋だろ」 なんかちがうのだった。 ヤツは、アホだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/03/09 10:39:44 AM
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