誰もが望んでないはず・・・
ようやく風邪が治りかけの摩周丸です。 昨日、北朝鮮軍が北方限界線をまたいだ韓国の島へ砲撃を加えましたね。 北朝鮮の言い分としては、付近の海域で演習を行っていた韓国への報復とのことですが、海に向かって砲撃をしていた韓国軍に対し、民間人のいる島へ直接砲撃をするなど、お得意の瀬戸際外交もかなりギリギリを攻めている感じですな。 このことで、ただちに第二次朝鮮戦争がおこることはないにしても、北朝鮮に同情的な韓国市民まで敵に回してしまうやりかたはどんなもんでしょう? こうした事態に、合衆国は早速「ジョージ・ワシントン」空母打撃群を派遣しましたね。黄海に展開するのかな。 今後の展開ですが、この事件の収束の鍵を握るのは中国でしょう。 まぁ無いとは思いますが、本当に第二次朝鮮戦争が起きたら、北朝鮮の軍事力なんて合衆国軍に瞬殺でしょうから。 そうなったら北朝鮮は韓国に併合されますね。 しかし、合衆国の同盟国と隣り合わせたくない中国としてはうまいこと外交交渉で乗り切り、なんとか緩衝地帯を維持したいと願っているはず。 と、ここまでは国家のお話。 局地的な戦闘でも、全面戦争でも、一番犠牲になるのは一般市民です。それは北にしても同じことです。同じ民族同士でこれ以上憎しみあうのは彼らの望むところではないでしょう。 なんとかうまい落としどころを編み出して頂きたいところです。 それではまた・・・にほんブログ村