青函航路異状なし！

やっぱ内地の夏はキツイ……



　月曜日。週明け最初の仕事は停電点検です。

　んで、本日の最高気温は３０度超え……。

　やられました。

　一件目の点検の後、先輩が「顔が赤いぞ。クールダウンしなきゃ」と。

　確かに顔が熱い、それになんだかフラフラするぞ、と。

　二件目の現場の前にお昼だったのですが、弁当を持ってフラフラしている姿に上司が見かねて「今日は帰れ」と会社まで送ってくれました。

　そして早退……。



　思えば、前日は食事のパターンが狂い、今朝がたも朝ごはんを忘れて慌ててコンビニで確保……こんなバタバタしていたら体力が持つはずもなく。帰る羽目になりました。

「空調服はまだ早い」という油断は勿論です。



　北海道出身とはいえ、毎年夏の初めにノックアウトされるのは困ったものですね。



　んで、家に帰りクーラーを効かせて横になります。

　夕方くらいになり、ようやく体調が落ち着いたところで思いつきました。

「高血圧の薬が今日で切れる……」

　病院が終わる前に駆け込みました。

　診察を終えて薬を貰い、家路に着きます。

　帰り道、ふと思いました。

「もし、薬が切れた状態で夏を迎えたら、高血圧と暑さで血管が切れていたかもしれない。そうなる前に病院へ行けたのは、実はすごく幸運だったのでは？」

「会社と仲間には迷惑をかけたけど、ここは仏の御計らいと捉えておこう」

　という結論になりました。



　とにかく、毎年のように過酷な夏が来ます。行き帰りでも救急車が何度も通っていました。

　皆様も、危なくなったら早めに対処してください。

　私は最初、自分で判断がつかずにいました。周りの方も、仲間の様子を見てみてください。



　それではまた……




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