続・夕陽のガンマン
ミッドナイト更新です。 今夜観たのはコチラ。続・夕陽のガンマン マカロニ・ウェスタンの傑作の一つ「続・夕陽のガンマン(1966年公開)」です。 舞台は南北戦争時代のアメリカ。3人のガンマンが、南軍が隠した20万ドルの金貨を巡って様々な駆け引きを繰り広げます。 今回「マカロニ・ウェスタン」ものを初めて観ましたが、第一印象としては「面白い・・・今までなんで観なかったんだろう・・・?」でした。 タイトルは「続・夕陽のガンマン」ですが、原題の「The Good,the bad,and the Ugly(善玉、悪玉、卑劣漢)」の方がしっくりします。 若き頃のクリント・イーストウッドが主役で、一応善玉にあたるらしいですが、劇中では結構自己中です。 他のキャラもいい味出していて、特に気に入ったのは卑劣漢にあたる(おそらく)メキシコ男です。 彼は数え切れないほどの悪行を犯して懸賞首になってますが、冒頭では善玉と組んで懸賞金を山分けしてます。 んであるとき善玉に裏切られ、それを深くを根にもち命を狙い始めますが、善玉がお宝の情報握っていると知るや否や今度は彼とタッグを組んだりするなど、なんとなく憎めないキャラです。 最終的に、善玉、悪玉、卑劣漢の三つ巴になりますが、結果は観てのお楽しみということで・・・ さて、これまでしばらくジァッキー・チェン物を観ていましたが、今回いきなりこれに走ったのはいくつかの段階があります。 最初はメタリカのアルバムで聴いた「The Ecstasy of Gold」をNHKのWW1の特集で再び耳にしてこの曲に非常に興味を持ったことです。 ウィキったり、ユーチューブで聴いたりしている内に、どうやら「続・夕陽のガンマン」が原典だということがわかり、どのように使われていたのだろうと思い至り、今回借りてきました。 で、実際その場面になると、不思議な感動を覚えました。 終盤、ようやく辿り着いた墓場は戦没した兵士の無数の墓が並んでいます。 たどり着いた卑劣漢が歓喜の表情を浮かべながら、お目当ての墓を探すのですが、その時に流れた「The Ecstasy of Gold」が、欲望に振り回される人間に対して憐憫の情を表しているように感じられました。 そして最初に戻りますが、人間の欲望が一気にぶつかりあった最初の世界大戦を表現するため、この曲を採用した担当者は、ホントにセンスがいいなと感じました。 とりあえず、今後は時系列順に「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」を観てみたいと思います。 16日は先週行けなかった病院へ行ったり、17日にイベントがあるので下準備をしようと思います。 それではまた・・・にほんブログ村