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テーマ:中学生ママの日記(17702)
カテゴリ:家庭の会話
実は今月初め、
乳癌がみつかりました。 なんだか様子がおかしいのに気づき、自分で診察を受けにいったのです。 癌の宣告を受けたとき それはショックでした。涙がこぼれました。 さすがの峰不二子も、もはやこれまで、と思いましたとも。 化学療法をしてから病巣の切除をするような段取りの話を お医者さんとしました。 呆然としたまま色々検査をうけ、終わり、 夕暮れの中をとぼとぼとバス停まで歩きながら どうしたら家族に言わずにすむかとか どうしたら今のままの変わらない生活を続けられるかとか そんなことをぼんやりと考えていました。 言わないわけにはいかないので帰宅後ずいぶん時間がたってから 母親にだけ伝えました。 でも娘にはとても言えなかったの。 母子家庭で、母親が癌だなんて、可哀想すぎると思った。 翌日は娘に約束していたB'zの稲葉さんの故郷の街に 旅行に連れて行く約束を知らん顔して果たしました。 いつものように、あるいはいつも以上に楽しんできました。 娘は何にも知らないので手放しで喜んでいました。 わたしは検査用に切除した傷の痛みを感じながら 現実を考えないようにしていました。 とてもよいお天気で青空と眩しい陽光のなか 桜があまりに綺麗なので 現実が現実でないような感覚にとらわれていました。 ひとりでいっぱい泣いて、嘆いて、泣いて、 それからあるひとに電話をかけ、話をして 急におちついた、吹っ切れた日がきたんです。 娘の入学式の前夜 「ママ、癌みたいだからこれから治療するね」 とさらりと言ってしまいました。 娘はふ~ん、といった感じで何も言いませんでした。 その後もいつもとかわらぬ日常、爆笑続きの毎日を送っていました。 それから数日後詳しい検査結果が出ました。 「転移無し、化学療法見送り、すぐに温存摘出手術」 この結果を娘に知らせたら、それまで何のかわりもなかった娘が 急に泣き出しました。 安心したんですね。 もっともっと悪い展開でもあり得たわけですから。 来週の月曜、手術です。 私もう頑張るとか、言わないけど 娘のために生きて行く最良の方法をとらなくてはと。 それだけは心がけようと思っています。 今回は重い話でごめんなさい。 でも不幸中の幸いな検査結果だと思って 一時期よりはずいぶん立ち直っていますからね。 ブログもときどきお休みしたりするかもしれないけれど もうしばらくは続けられたらと思っています。 ↓応援のポチ、励みになります。ありがとう↓ http://goukaku.myminicity.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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