読むだけでお得な記事やんか
二年生最初の理科中間テストで炭酸水素ナトリウムの熱分解が必ず出題されます。100%です。炭酸水素ナトリウムは別称重曹といいます。加熱すると二酸化炭素が発生してケーキとかを膨らますアレです。ウチの今晩の夕食お好み焼きにも入ってます。二酸化炭素の他に水と炭酸ナトリウムも発生します。発生した液体が水であることを確かめるには、塩化コバルト紙につけて青色から桃色に変化することを確かめればよいです。発生した気体が二酸化炭素であることを確かめるには、石灰水に通して振ってみれば白く濁ります。発生した白い固体の炭酸ナトリウムがアルカリ性であることを確かめるには、フェノールフタレイン液に入れれば、無色透明から赤褐色に変化します。元の炭酸水素ナトリウムもアルカリ性ですが、炭酸ナトリウムのほうがより強いアルカリ性なので、フェノールフタレイン液はより濃い赤褐色になります。化合の反対が分解です。加熱して分解するので特に熱分解といいます。因みに、分解の種類としては他に電気分解があります。水を分解するときなどに用います。炭酸水素ナトリウムの熱分解の実験をするときは、炭酸水素ナトリウムを入れた試験管の口の方を少し下げて熱します。これは発生した水が加熱部分にたれてくると、試験管が割れる恐れがあるためです。さあ、この記事を何度も読み返すだけで10点はいただきです。