笑顔に勝る化粧なし

今日は慌ただしい日だった。友人のお母様が亡くなって、通夜に参列する用意をして出勤。退勤前に職場で着替えて向かうつもりでした。ところがお昼休憩に電話が鳴り、入院した弟に荷物を見つくろう作業が入ってしまった。リストアップされた荷物の項目は10種類にもなり、これでは通夜に参列するのは難しいかも…と思いながら作業をする。気がつくと時間は7時近い。う～～～～～ん、どうしよう。既に家族だけになっているかもしれない・・・と思いつつも、仲良くさせてもらっているので行くことにした。しかし、喪服に着替える場所はどうしよう・・・と、車の後部座席で着替えることにした。幸い、日は暮れてあたりは真っ暗だし、車の中まで覗き込む人はいないだろう・・・とモゾモゾ着替え始めた。ワンピースを着てからズボンを脱ぐ。いつも履いてる高圧力のハイソックスも一緒に脱ごうとしたら、うまく脱げずに時間がかかった。それでは残りの片足はズボンを脱いでからハイソックスを脱ごう…と思って、まずズボンを脱いだ。ブチッ！！何かがはじける音。無理な体勢でズボンを引き脱いだ時に、ワンピースのベルトのループが切れた。でも、気にしていられない。さぁ、ボレロを羽織って、靴を履いて・・・ん？靴が履きにくい！！ははぁ～、足が靴の中で遊ばないようにジェルが張り付けてあったんだ・・・ジェルをはぎ取ってOK。バタバタと着替えを済ませて、会場へ向かいました。

案の定、既に家族だけになっていたので、長居はせずにあっという間に焼香を済ませて帰ってきた。

家に帰っても服を脱いで部屋着に着替え、夕飯を食べてからお風呂に入ろうと思ったときにあることに気がついた。高圧力のハイソックスを片方だけ履いていることに。

靴を履いた時には多少の違和感はあったものの、早く会場に向かわなければという考えでいっぱいだったからなのか気付かなかった。焼香する時も、家族の時間に私が割って入れないという気持ちで早々切り上げたから気がつかなかった。家に帰って部屋着に着替えた時も空腹が先行していて、少しくらいの違和感なんて気にしなかった。

そんな自分にすっごい驚いた・・・という出来事でした。これも、歳のせいかしら・・・。