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カテゴリ:トルコ
車が来てから早半年ちょっと。走行距離・・・1000キロちょっと (笑)。
先週、早速ひとつタイヤがだめになり、交換に行ってきました。私のトルコ最初の車メンテ関連コスト、タイヤ一個=250リラ(約2万円ちょっと) 恥を忍んで走行距離を書いたのも、タイヤがだめになった理由が "磨耗”によるものではないことを示したかったから。(車で5分弱のオフィスまでの往復が主な使い道なので、こんな距離に。おもいっきり笑われます、車好きな人に言うと :) タイヤがだめになった理由はひとつ。道にでっかくあいた穴に落ちたから。(落ちた、といってもはまったわけではなく、がっっっっったん!と通り過ぎたわけですが) トルコの道にでっかい穴が沢山開いたまま放置されていることはよくあることで、ゲームのように右に左によけながら運転するわけです。 そしてもちろん混雑した道路では、遊牧民族の血を濃く引くトルコ人ドライバーたちが、50センチでも隙間があれば、水が流れるように、車線などないも同然、右に左に、隙間につっこんできます。(彼ら、1台追い越すのに、かなり命かけてます。そしてかなり回数ブレーキーアクセルのセットをこなし、やっと1台追い越すと、へへ~い、と誇りに思うのです。よく顔には笑みがみられます。) こういう状況で、でっかい穴だ!と見えた瞬間、左右にハンドルきってよけようとすると、穴に落ちるよりかなり危ないことになりえるのです。 さらに、まだまだ若葉マークドライバーの私。一瞬のうちに、穴が見えた!周りを確認!切れるほうにハンドルきる!穴を逃れる!という判断+動作ができないのです・・・。反射神経は普通だと思うのですが・・・。 今回落ちた穴。横に幅広く、深さは15センチくらいでしょうか。よけようと左に切ったはいいけど、穴が続いていて結局おちた、というわけです。 冬のタイヤ買おうか~、なんて話していたけど、このタイヤ一個250リラの出費のおかげで、冬は夫くんに送ってもらう、もしくは歩きでどうぞ、ということになりました・・・。 ******* トルコ人ドライバー、余裕で本1冊かけるくらい、いろんなことをしでかしてくれます。 例)横の車線の車が車線変更をしようとウインカーを出す=>自分の前にはいらせまいとアクセル踏んで急加速。 例)さらに、人が道を渡ろうとしていても同様に、わたらせまいと急加速。 例)信号のない横断歩道を人が歩いているので止まる私=>後ろにいた車は私の速度が落ちた瞬間横の車線に移動し加速。(歩行者にとってかなり危ない) 例)5車線くらいある広い道で、左に次まがるというのに、直前まで一番右車線で飛ばし、ぎりぎりになってかなり強引に左にまがる。(ほかの車線および左折車線の車を十分にリスクに陥れる) 例)駐車場で、丁度車がでていくところだったから、空くところにいれようと、前後シグナル(日本語なんだ?)を出しわきによって止る。するとその瞬間後続の車は、それきた!と右にでて、加速。=>出てこようとしてる車の道をふさぎ、ご対面状況。 例)信号が黄色から青に変わるとき、赤から黄色になるタイミングで発進していないと、ほぼ100%の確率でうしろからクラクションをならされる。あるときには、まだ黄色にもなっていないうちからならされた。(反対側の車線が青から黄色になるのをしっかり見てる) 例)赤信号、車が来てなければもちろんわたっちゃう。(車で) 例)一方通行、なんのこと? 例)出るべき出口を間違えれば、何百メートルでもバックで走って出口まで移動しようとがんばる。 ・・・きりがありません・・・。 とにかく、自己中心的でかつ1秒も我慢ができない多くの国民。自分の都合だけ考えて行動して、他の人・車に与えるリスクなんぞ微塵も考えていないでしょう。いや、もちろん100%全員、ではないんですが、7割くらいはこんな感じ。道を譲ってくれたり、もたもたしててもクラクションを鳴らさない車がいると、お、大使館関係か(=非トルコ人)?と思ってしまう始末。 なので、トルコで運転するときは、常に360度周囲を警戒し、一方通行だといって対向車が来ないと安心したり、赤信号だといって車がちゃんと止まってくれると思ったり、してはいけないのです。前向きに走って行ってるはずの車がバックでこっちに迫ってきているかもしれないのです。さらに、道路は穴だらけ。 スリル満点なんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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