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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.08.12
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カテゴリ:スポーツ関係
19愛車.jpg 愛車

 
 8月9日(日)朝5時に家を出る。ペダルを踏んだ途端、躊躇いが私を襲った。風が意外に冷たいのだ。これは想定外。前日から頭痛もあった。網戸で寝たため、体が冷えたのが原因かも知れない。服装は上が半袖シャツで、下がハーフタイツ。前日の天気予報によれば、この日は午後から雨。それまで持てば、この服装でも大丈夫と判断したのだが甘かったのだろうか。ここは自分の体力を信じ、55km先の薬莱山を目指してみよう。

 

          自分  9自分.jpg

 
 想定外の2つ目は北仙台の「す○家」が無くなっていたこと。ここで朝食を摂る予定が、すっかり狂ってしまった。仕方なく付近のコンビニに入り、弁当、味噌汁、大福2個を購入し、店の外で座って食べ、大福1個はポシェットへしまった。誰かが声をかけた。見上げると仙台明走会のT内さん。彼らは6時半に泉中央集合らしい。挨拶だけして彼は走り出した。暫くして後を追ったが、彼の姿はなかなか見えない。ようやく追い着いて声をかけた。

 「いわて銀河100km」で5回目の完走を果たしたと彼。これで「ギャラクシーメンバーズクラブ」の会員になり、好きなナンバーをもらえる。そのナンバーが「324」であることは分かっていた。彼と私は同じ誕生日。私もそのナンバーが欲しかったのだが、近年の体調不良で100kmの完走は無理と諦め、彼に譲ったのだ。彼らの仲間は集合場所に8人ほど集まっていた。

 G島会長に「チャリティーラン」の会費を払おうとしたが、丁重に断られた。7月のこの大会は彼らの主催。私は心臓の調子が悪く、急遽出場を見合わせた。スポーツ障害保険代くらいは支払いたいと思ったのだ。Hさんが挨拶。彼と初めて会ったのが15年前の「秋田内陸」。昨年10回目の100kmの完走を果たした由。私の「秋田」は4回完走で終わった。彼はようやく50代に入ったばかり。私はその頃からウルトラマラソンを始めたのだ。



1富谷団地.jpg 富谷町の団地


 彼らと別れて「将監トンネル」の階段をマウンテンバイクを押して登る。明走会の距離は41kmになるそうだ。私が所属する南仙台走友会は既に3時にスタートしている。この付近はアップダウンが多く、自転車に辛い地点だ。間もなく富谷町。両側に大きな団地が続く。この風景もこれまでに12回見て来た。ランは8年連続。体調の悪化後はマウンテンバイクで3回参加。一番最初も自転車でコースの下見をしている。私にはとても懐かしいコース風景だ。



 クズの花が零れる歩道  2クズ散る.jpg


 富谷町二関辺りで、前方にランナー発見。緑色の服を着た女性で、なかなかのフォーム。きっと仲間のはず。そう思って近づくと、K野さんだった。イヤホンを外して私と話す彼女。たった1人でのロング走とは珍しい。彼女と初めて会ったのは「秋田内陸」の90km過ぎの坂道。そこをDさんと一緒に歩いていたのだ。あの時彼女はまだ20代だったが、あれから10年経って私は老い、もう長距離を走るのは無理になった。


3七つ森往き.jpg 「七つ森」は雲の中


 「薬莱山とお足マラニック」は、ウルトラマラソン愛好者の団体「宮城UMC」の、年に1度の合同練習会。それぞれの所属走友会の集合場所から、12時までにゴールの「薬莱山薬師の湯」の到着するのがルール。だから走る距離は走友会によって異なる。私の走友会は最も長い片道55km相当。私は59歳から1回も欠かさず、このマラニックに参加し続けて来た。ここ数年は不整脈が酷くマウンテンバイクでの参加だが、往復110kmは決して楽ではない。



    少し色づく田圃  4田んぼ.jpg

 
 こんな体調なら、普通の人は走友会を辞めるだろう。ましてウルトラマラソンなど到底無理なのだ。昨年はひょっとして死ぬかと思ったことがあった。それは今年も同様だ。だが時々回復して、ゆっくりと走れる時もある。たとえマウンテンバイクでの参加でも決断が伴う。コースには歩道のない個所もガタガタの歩道もあり、事故の危険性は極めて高い。だから全ては自己責任。もちろん私も命は惜しい。そのため最低の練習はして来た積りだ。<続く>

ぺろりグッド(お断り)シリーズで紹介していた「仙台七夕」は後1回分を残しておりましたが、心境的にこれ以上続けることが出来なくなりました。いずれの機会に改めて紹介することとし、今日から新しいシリーズに入らせていただきます。

      





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Last updated  2014.08.12 04:55:02
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