テーマ:★オリンピック★(1568)
カテゴリ:スポーツ関係
~一流の技術と精神を観る日々~
4日。新たな競技を観た。女子スケボーの「パーク」。「ストリート」は街中の「階段や手すり」を模したセットだったが、パークはスノーボードの「ハーフパイプ」よりももっと複雑でもっと危険な構造。よくも恐怖心を抱かずにあれに挑戦するものと、「女の子たち」の勇気に痛く感心し爺であった。 「急な崖」のへりに立つのはおろか、スピードをつけて崖を登り、「へり」の上で540度回転する大技を刳り出す強者もいる。これまでになかった全く新しいスポーツ。そんな世界にいち早く飛び込んで技術を磨き、オリンピックの新種目になったのだから、世界的に支持されているのだろう。 上位を日本選手が独占した。四十住選手(19歳)、開選手12歳)。イギリスのブラウン選手(銀)は13歳でお母さんが日本人。4位の岡本選手。最後に大技に挑戦して失敗したが、そんな決意を15歳でなかなか出来るものではない。 金メダルの四十住選手 銅メダルの開選手 日本選手の活躍を目の当たりにした江東区長は、このリンクを「恒久施設」として五輪後も残すことを都知事に要望する由。そうなれば、きっと日本の若者たちの「聖地」になるはずだ。 <スペイン国旗と公認球> スペインのサッカーは強かった。強化試合では1-1の引き分けだったが、本番では目の色を変えて日本に向かって来た。ヨーロッパの強豪チームに所属する選手を「国の命令」で招集し、フルメンバーも6名いた由。彼らのテクニックが凄い。ボールの保持力、パスの精度、状況認識の正確性。強い体力。前半からボールはスペインが70%近くを支配していた。 森保ジャパンも必死に食らいついた。シュート数はスペインが優ったが、ジャパンがスペインのゴールを脅かした場面も何度かあった。0-0のまま前後半90分が終了。延長戦の前半も0-0のまま。それでジャパンのメンバーは体力の限界に来ていた。だが、スペインにはまだ余力があったのだ。 延長戦後半10分。残り時間5分でスペインは温存していたフルメンバーを交代要員として出場させた、その彼があっという間ににジャパンのゴールに迫り、絶妙な角度からシュートを放った。強くて正確なシュート。何度も危機を救ったキーパーの谷が反応したものの、ボールは森の手の先をするりと抜けてゴールネットに突き刺さった。 最後の最後で勝利の女神は森保ジャパンを見捨てた。きっとあれが心身の限界だったろう。ベンチに下がった久保も疲労の色が濃かった。日本の課題は多いだろう。メンバー全員が外国の一流チームに所属するほどまで技術が上がらないと世界一は無理なのだろう。まだ道は遠いが、実力は確実に増している。メキシコとの3位決定戦も、きっと苦戦の連続だろうが、耐え抜いて銅を獲れ!! 4日からスポーツクライミング女子予選が始まった。これもスケートボード同様、観ていて楽しい。 以前は確か「ボルダリング」と呼ばれていたが、現在では〇登るスピードを競う「スピード」、〇登った壁の数を競う「ボルダリング」、〇登った壁の高さを競う「リード」の3部門から構成される新たなスポーツに生まれ変わった。コースごとの攻略法と体の使い方など、見所がたくさんだ。 さてオリンピック開催中の日本に朗報。IOCのアスリート委員に太田雄貴氏(同志社大卒35歳。北京オリンピックのフェンシングフルーレ個人の銀メダリスト)が当選しました、明朗なIOCを実現して欲しいですね。 めでたいことはまだ続く。女子レスリング52kg級の川井友香子選手が、見事金メダルゲットです。確かクラスが違う彼女のお姉さんも出場してたけど、お姉ちゃんの方はどこまで進んだかな。 めでたいことはまだまだ続くよ。野球の準決勝は対韓国戦。まさに因縁の試合ですが、5対2で見事に勝ちました。決勝戦は7日(土曜日)で、韓国とアメリカの勝者ともう一度戦います。だから銀メダル以上は決まったのですが、是が非でも優勝したいですよね。以下、写真をご覧くださいませ。 8回裏。日本は2アウト満塁の好機に山田が走者一掃の3点タイムリー2塁打を放って、膠着した試合に決着をつけたのです。9回表もハラハラでしたが、見事抑えの栗林が見事に韓国を0封でした。 侍ジャパンの鮮やかな勝利。こうなったら決勝でも勝ちたいね。アメリカにも韓国にも本番で勝ってるのに、敗者復活で決勝へ上がった相手に負けたら悔しいもんなあ。 侍ジャパンは最後まで整然と韓国側にも挨拶しましたよ。ではまたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.05 00:00:10
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